帰省する朝、Kan G さんが書いておられたのが
胸にずしんと響いてきた。


観光とは「光を観る」こと。東北六魂祭で福島に来る人々は、その光に何を観るのだろう…。市内に点在する仮設住宅や汚染土の仮置き場など、今なお続く福島の闇。その闇にもジッと目を凝らしてこそ、真の福島が観えてくるのではないか、と私は思う…。

見ようと思わなくても目に入ってくる福島の闇。影。陰・・・今回は何が見えるかなと思った。


震災後の夏、あちこちで見かけた「頑張ろう」の旗は大分減った気がする。
かわりにふえたのは、借り置き場かなと思う。

3月に帰省したときも、地蔵さんの近くに、袋が点在しているのを見た。
たぶん、除染の土だろうと思った。

桃のあでやかなピンクの花を背にした地蔵さんの足元下遠く。まわりに人家はなく、だからお地蔵さんのところに。。なのだろうか。

つるりん和尚さんが、住民の方の除染の土を自身の敷地に保管しているのを思い出した。

宗教の力・・・?を考えた。。。。科学ではすくい取れなかったことを包容するような力と言えば言い過ぎかもしれないが・・・なんかそういう感覚。




そして今回は、光と闇の写真が撮れた。別に「闇」を探そうとして走っていたわけではない。普通に目に入ったから撮った、それだけのこと。

薄ピンクの花、萌える緑という「光」の足もとに・・
白い袋だったり、黒い袋のもあって、番号やアルファベットが書いてあるのもある。

裏にはすぐ民家も迫っていました。

丸太がものすごくいっぱいあったのは、資材置き場なのか・・・

除染土の袋らしいのが置いてあるあたりには、切り株が目立つ。だから、除染のなんかで、切ったのかもしれない。わからない。




民報の投書から、2つご紹介します。。


汚染土壌の保管 楢葉の策に敬意
郡山市 技術士 84歳男性

地元から出た10万bq/kg以下の放射能汚染土壌を「保管庫」で保管し、他市町村からの汚染土壌は持ち込み禁止とすることを楢葉町が決めた。町長の英断に敬意を表したい。

政府は中間貯蔵施設を県内に造り、30年以内に県外に最終処分場を造ると明言しているが、信じている国民はいるのだろうか。双葉、大熊、楢葉3町の9カ所に中間貯蔵施設を建設する環境省の計画は、ややもすると沖縄の基地問題と同じになる恐れがある。非常に心配である。

処分の対象となるのは半減期が30年と長いセシウム137で、最終処分場は100年程度管理が必要だと考える。議論を繰り返し、数年、数十年と結果が出ないまま放置しておけば、放射線を出し続ける。
汚染土壌のある市町村は、自らが責任を持って処分することが最良の選択だと思う。今のままでいいのか、楢葉町長の英断が答えになるのではないか。



最終処分場の受け入れ決断を
金沢市 元自給自足農・70男性

県民の皆さんの気持ちを逆なでする恐れを感じながらも、あえて原発事故で生じた指定廃棄物の「最終処分受け入れの決断」を提案したい。
私は田村市都路町から避難した。政府は「最終処分場を30年後までに県外へ」と約束したが、現実はどうか。基地問題で沖縄県民をたびたび裏切ってきたような国は信じられない。どこが処分場を受け入れてくれるだろうか。「最終処分場を県外に造るのは困難」という考え方に立つときに来ているのではないか。

希望や願いは非常に大切だが、現実を冷厳に見つめることも必要だ。借り置き場の確保さえままならない状態で、県民はヘビの生殺しのような生活を強いられている。覚悟を決めれば全く異なる新たな一歩を踏み出すことができるのではないか。先祖代々からの土地を追われることの苦しみは当事者しかわからないが・・・。

生活や経済、住宅、土地、仕事の環境を細かく整えるなどの支えが必要になる。県民の真の生活再建に向け、県は長期的視野に立ち、国に対し果敢にさまざまな要求をしてほしい。県民の安全、安心、健康を守りながら。


光だけでなく、

闇を直視し、踏み出していかなくてはですね。。


言いづらいことを投書にした2氏のように、もっと県内から、被害の当事者から、意見が出てくる2013年になると良いと思います。



※「なくさない!飯坂温泉共同湯」から転載
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