きのうかな?飯舘村のNGワードについて、だいじょぶかなあと思いつつも
その果敢な取り組みを見守ろうと思い書いたのですが、
本日は「手探りの教育」の3、これまたすばらしい記事で、読んでいて感動で涙でした。よい記者をそろえておりますなあ・・・・(連載の最後に記者名が出るのであとで追加しておきたいです)

文科省指定のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)でもある福島高校で、物理を教える原尚志教諭(54)とSS(スーパーサイエンス)部の生徒の話。

福高のSSH関連はこちら


◆2011年4月
校舎が地震で被災、実験室が使えない。原教諭「今後の研究テーマを変更しよう。何をしたい?」すると想像もしない提案「除染に貢献する研究がしたい」複数の生徒が手を挙げた。

事故を巡って、様々な議論が吹き出し、不安が広がっていた。県内屈指の進学校である同校でも数人の生徒が転校していった。

生徒には荷が重くないか?

原教諭はそれでも提案を受け入れた。ある生徒がこう言ったからだ「SSHの僕らにはその責任がある

◆5月
校庭を3メートル四方に区分けし、線量を細かく測定する作業から始めた。保護者の承諾をもらい、生徒たちには手袋とマスクをつけさせた。線量計を持たせ、計1320カ所を3時間かけて測った。

生徒から思わぬ報告を受けたのは、活動が新聞で取り上げられた直後だった。「先生、ネットでたたかれている」。パソコンを開くと、簡易投降サイトで原教諭が名指しで批判されていた。<先生が生徒を被曝させている>
(※関連こちら

ショックだった。ただ、やめるつもりはなかった。教師には責任がある。「いま福島には至る所に危険が潜んでいる。どこが危なくてどこが安全なのか、子供たちは自分で調べて把握する力を身につけなければならない
何より、部員がちが責任を持って研究を進めようとしている。

SS部はその後、校庭の土をふるいにかけ、土の粒子が細かいほど付着する放射性物質の量が多い傾向があることを突き止めた。

◆2012年5月
仮設校舎の実験室で、都内の大学から届いた、校庭の土の分析結果を見た。データは部の推論を裏付けていた。「細かい土に的を絞れば、効果的な除染ができる」

◆8月
全国SSHの発表会で注目を集めた。原教諭は、来場した大学教授たちから質問攻めにあう部員たちが誇らしかった。

研究は除染方法を探る局面に入る。作業効率や経済性への目配りも必要。「この先は机の上で考えた通りにはいかない。社会に役立つ研究の厳しさを知ってほしい」
原教諭は生徒が壁を乗り越えるのを見守る。彼らが挑むのは、福島の苦しみを共有することでもあるのだから。




う=ん書き写しながら涙が出てきますです。。。

きのうも思ったんだが、どうしてこの連載がこんなにいいかというと、昨日の飯舘の先生も、今回の福高の先生も、一度、地獄というか、挫折感、無力感を乗り越えて立ち上がっているという姿が伝わるからなんだろうなあ。
それに、福高生から「責任」という言葉が出てくるその頼もしさ!!!そして原先生も「責任」という言葉を使っているし、昨日の飯舘の校長先生も「責任」という言葉を使っている。

ほんとうに福島は将来楽しみな人材ばっかりだなあ・・・頑張れ福高!原先生!





【追記】

福島支局は立派な仕事をしていると思ったのですが、山形支局(もしくは読売の地方版デスク)はいかがなものかと思ったことを追記します。(読売山形版

私が不快になったばかりではありません。
取材された当人も困惑しており、どっちに転んでも残念な記事にできあがっています。

福島第一原発事故で福島市から米沢市に避難しているコンサルタント業、松本和彦さん(44)が、同じ避難者の主婦3人と一緒に、子供たちが安心して食べられる菓子の販売を今月から始めた。評判は上々で、松本さんは「毎日食べられる安全なお菓子を福島にも届けたい」と意気込んでいる。

 原発事故直後に妻と子供2人の4人で、親戚のいる岩手県花巻市に避難した松本さん。「我々大人が原発に関心を持っていなかったから、事故が起きてしまった面がある。これからの子供たちに何かできることはないか」と考え、安全な菓子の開発を思いついた。

 慣れない避難生活で余裕はなく、行動に移せないでいたが、昨年5月、福島に近く、放射線量が低い米沢市に引っ越した。先に避難していた母親らと話すと、子供の食べ物の安全性に不安を感じている人が多いことを知り、「菓子作りが実現できそうだと思った」。

 だが、菓子作りの経験はゼロ。菓子の開発に協力してくれる人を探したところ、趣味でクッキーやケーキを作っている20~30歳代の主婦3人が協力を申し出てくれた。自分たちの取り組みを「スマイリーおやつ工場 *こどもニコニコもぐもぐPROJECT」と名付けた。

 安全をうたうため、原料に食品添加物を一切使用せず、野菜などは西日本から取り寄せる念の入れよう。一方で、おいしさや栄養バランスを考え、ホウレンソウやゴボウを練り込んだ生地に、ココアやバナナの粉を混ぜて食べやすくした。

 昨年11月以降、避難生活を送る子供たちや市内の幼稚園児らに100回以上、試食してもらった。その反応も踏まえて、「かぼちゃ&りんごケーキ」「野菜フルーツ大豆ドーナツ」など5種類を開発。ケーキの包み紙には「子供に笑顔になってほしい」という願いを込めて、サインペンで一つ一つ笑顔を描いた。

 自身は事業化に向けて、資金集めや対外的な交渉に奔走。内閣府の支援を受け、NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が行う「復興六起支援事業」に採択され、資金のめどをつけた。菓子の製造先を探すのは難航したが、市内の洋菓子店から協力を取り付けた。

 販売開始は「こどもの日」に合わせて今月5日。現在、福島県内を中心に、山形県や東京都などからも注文が相次いでおり、事業は順調な滑り出しという。松本さんは「おいしくて安全なものを販売しているという自信がある。子供たちに健康と笑顔を届けたい」と話している。

 注文はホームページ(http://www.smiley‐factory.jp/)から。問い合わせは松本さん(070・5457・7498)へ。

(2013年5月30日 読売新聞)



は なにそれ?ってのが率直な感想です。米沢に行ったのにどうして地元の野菜を使わないの?それ米沢の人知ったらどう思う?「米沢の野菜は危険だ」っていうのと同義じゃないの?私が山形県民なら、そんな人、福島に帰れって思う。そして、米沢の人(ママ友?)が支援しているということは、こういう思想は米沢にも広まっているということではないか。・・・・こういう土壌を背景に、吉村知事も、福島の土をうけいれるのに待ったかけたんだと思う。

たしかに、新聞記事にもあるように、不安な人たちからのニーズを受けているということはわかった。HPを見ると「ベクレルフリー」、そこがキモだもの。でも、ベクレルフリーなんてあり得るの?そしてその意義は?と思う。

スマイリーおやつ工場*こどもニコニコもぐもぐProject

「読売新聞に掲載」

「安全な菓子」笑顔で包む〜というタイトルで、子供たちのためのプロジェクトや安心・安全なお菓子作りなど、読売新聞に取り上げていただきました。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20130529-OYT8T01501.htm

いつもは地元の生産者さんなどに不快な思いをさせないように、と記事の書き方に配慮していただくのですが、今回は自分自身も少し気になる書き方をされていたので少し残念でした(取り上げていただいたことはとてもありがたいことで本当に感謝しています)。

公式サイトには現時点で自分たちが地元産の食材を使わない理由なども掲載しています→ http://www.smiley-factory.jp/html/page2.html

また、地元の方や地元の生産者さんには企画段階から事情を説明し、理解していただき、むしろ応援していただいております(^-^)

自分たち自身が被曝という目に見えない未知のリスクから大切な子供たちを守るために、国や行政を当てにせず、何より子供たちの健康、命を守るためにそれまでの全てを捨てる覚悟で自主的に避難したので、子供たちはもちろん、同じように大切な子供を守りたい、健やかに育みたい、という母親の気持ちを何より第一に考えたいと思っています。


私は朝、読売の本社に電話しました。

読者相談センターには、女性が出て、「。。この書き方だと、山形の野菜は危険だって言っているのと同じ意味ではありませんか」というと、すっごいむっとして、「どこにもそんなことは書いていません」「安全を歌うため、念のために、西日本の野菜を使っているということです」の、一点張りで、「でも山形の野菜は放射能があるから使わないと、暗に言っていることにはなりませんか」「それは深読みしすぎです」・・・相手は、けんか腰です。私は嫌な気持ちになりました。その、皮膚感覚のなさというか、まあ読者相談センターなのだから本社で仕方ないんだろうけれど、これを読んでどうして「これは分断を深める」と気づけないのか。そのニュースセンスにがっくりした。

「この記事がいけないということは伝えておきます」とか言うので、嫌な気持ちから私も腹が立って、「いけないと言っているのではありません。この紙面は、全国版ではなく、山形県の人が読む紙面です。山形県民がこれを読んだら、『どうして西日本の野菜を使うのか』と思うのではないでしょうか、ということを考えてほしかったと言っているんです。私は福島に実家があります。・・・せめて、福島から出ていった人たちが、地元に溶け込んで、なじんで生活をしてほしいと思うだけなんです」とたたみかけたら、最後の方はおとなしくなり、「わかりました。貴重な御意見ありがとうございます。担当に伝えます・・」とものすごく腰低い締めでした。

この人、きっと何か、虫の居所悪かったんだと思う。最初から返事がどうも嫌々って感じだった。女は浮き沈みがあるから。それで、全く書いてないことを言われて頭来たんだろう。こんな記者を読者相談センターになんか置くなよ。。私を危険厨とでも思ったのかもしれない。

それにしても、取材された人だって、FBに不本意って書いているんだからさ、このまとめ方は、やはり鈍感と言わざるを得ない。

でも・・・・不安なママたち向けに一本釣りでFBとかで宣伝するのはいいけれど・・・・よりによって一般の山形県民が見る新聞に載ることは、やはり、その影響力を考えてほしかった。分断を深めた。「地元の方にも理解をしていただいている」って・・・・なんつう独りよがりなんだ。そんなに心が広い人ばかりなのか。米沢市民は。

さらに
朝日ではもっと前に掲載されたみたいだよ。これならまあ、わからんよね。

「朝日新聞に掲載♪」

子供たちのためのプロジェクト〜安心・安全なおやつ作りなど、朝日新聞に取り上げていただきました。

◇開発・販売のプロジェクト始動/「未来をつくる子どもたちが笑顔で健やかに育ってほしい」との願いを込め、5月5日の子どもの日に正式オープンする。

◇無添加こだわり/子どもが安心して食べられるよう、放射性物質を含む食材を使わないことや、食品添加物と保存料の無添加にこだわった。

◇試作品が高評価/3月中旬から市内の保育園と幼稚園のそれぞれ1カ所ずつでおやつに採用されたほか、市内のオーガニックレストラン2カ所での提供も決まっている。

http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW1304270600002.html


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