私、2012年の3月、松本市の早野先生の講演は書き起こした(けどお蔵入り)ので、震災前後の早野先生のヒストリーは頭に入っているんですが、聞く達人の糸井氏が、早野先生の2つの本音・・・重圧と、恐怖心を引き出してくれています。いや、2年3カ月過ぎた今だから言えるのかもしれませんが・・・。

◆「早野先生が逃げないなら
  自分も首都圏から逃げない」というフォロワー


いまだから言えますけど、
ものすごい重荷だったわけですよ。

たとえば、首都圏のフォロワーの方々は、
ぼくが首都圏から逃げない限りは
自分も逃げないとか言ってるわけです。
そこまで言われてしまうと、
ぼくがなにか間違って変なことを言うと、
収拾がつかないことになる可能性がある。
ですから、やっぱり、そのときは
そうとうな重荷だったことはたしかですね。



◆「逃げろ」ではなく「動くな」と言うのが
  政治家の使命


最悪の事態として汚染が広がったときに、
政治家が腹をくくって「動くな」と言えるかどうか、
ということをかなり議論した記憶があります。

当時、多くの被災地がそうでしたが、
交通のインフラが機能してないんですよね。
つまり「逃げろ」と言われたとしても
逃げられない状況がある。
そのときに「いま動くな」って言えるのは
政治家しかいないわけです。

「とにかくいまは動くな」
「家の中にいてください」と
政治家が腹を括って言えるかどうか。
それができてこそ政治家だろうとか、
そういう話はしてました。

やっぱり、最悪のケースとして、
格納容器が壊れるようなことが起きたなら、
誰かが腹を括って言うしかないなと。
だから、格納容器が壊れることそのものも
もちろん怖いことですが、
「しばらく動かないでください」
という事態になったときに、誰が言えるのか、
それで、みんながそれを聞くだろうかっていう、
そのあたりを想像すると、非常に怖かったですね
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