南相馬の浜あたり南下したときに、がれきの山を見たんですが、
「岩手や宮城の浜で、今、こんな野ざらしだったら問題のはずなのに・・・」
と、どうして福島県のガレキについては、誰も何も言わないで、ただそこに、いまだに、ソッと置いてあるのだろうと不思議に思いました。

南相馬市と言えば、あの有名な桜井市長です。(私の中で「がれき」「桜井市長」と言えば、島田市の前市長である桜井勝郎市長なんですが・・そういえばこちらからも返事はいただきました

南相馬の桜井市長といえば、私は見たことあります。。。
昨年4月、浜岡原発NOの集会に、福島県からは、この桜井市長と、福大の清水先生がいらしており私はお二人の演説だけは聴きに行ったので・・・。清水先生の、反原発活動家への釘刺しにいたく感動したことをこちらに書いておりますのでごらんください。


そのときに、桜井市長は、当時必死で島田市や浜松市が広域処理受け入れのための丁寧な対話を重ねていたときなのに、「がれきは広域処理することはない。防波堤にすればよいのに」と発言され、私は内心、「・・・反原発の人たちに余計な燃料投下を・・・。」と実は忸怩たる思いをしたものです。

ですから、その、南相馬に、2年以上たってもそこに累々とガレキが積んであるのを見て「・・・・防波堤にすんのかな」って思ったのですよね。

で、メールしてみました。




福島市出身の浜松市在住者です。
夏休みを利用して帰省した折に、浜通り各地を訪れました。

海岸部に、きちんと分別されたがれきが累々と積んであるのを見て、
「いまだに、こうなのか・・・・・これどうすんのがな・・・・」と心配な気持ちになりました。
(多分、小高のあたりかな?と思います)

HPなどに、「仮設置き場が決まった」とか「仮設焼却炉を沿岸部では
初めてつくる」などと出ているのですが、
次の夏に見にいったら、撤去されている可能性は高いでしょうか?

HPに、避難区域で初めての撤去、というのも載っていましたが、
避難区域から出たガレキは、線量が高めということもあるんでしょうか。


浜松市は、昨年、岩手のガレキ広域処理を受け入れたのですが、
そのときにやはり、静岡県としては「福島のではないから線量は低い」という
言い方でがれき反対派を説得していたので、私は少し傷ついていました。

もし、線量が低いのに「福島のものだから」ということで
2年半でもまだ置きっ放しになっているのか、それとも
線量が高いから、燃やすことができない・処分場がないから
あのままになっているのか、それを知りたいと思います。

焼却場については、鮫川でもいろいろあるみたいですし・・・。

以前、市長さんが浜松市の反原発団体主催の講演会に来られて、
「がれきは自然の防波堤にすれば良い」というようなことを
おっしゃっていました。そういう計画があって、積んだままなのでしょうか。

ちょうどそのころ、浜松では、微々たる濃度の岩手のガレキを拒否する人たちが
反対運動しており、(恐らくその反原発団体も反対だったでしょう)
市長さんが、「広域処理なんてせずに、埋め立ててほしいと言っているのに
国は聞き入れてくれない」というようなことをおっしゃったので、
私は、当時、浜松市が積み上げてきた広域処理への市民との対話に
水を差すのでは?とハラハラした記憶があります。

あのがれきの山の見通しについて、
教えていただけたら幸いです。




返信がないので、やっぱりメールで書いても、スルーされるよなあって思ってたら、封書できました。

うつします。

日ごろより、市政各般にわたり、ご支援とご協力を賜り、厚く感謝申し上げます。

お手紙の中でご質問のありました、本市沿岸部のガレキについて、回答いたします。

ご存じのとおり、本市は福島第一原子力発電所の事故のため半径20㎞の中について「避難指示区域」が設定されました。それを境に、事業主体について20㎞圏外は本市、圏内は環境省となっております。

20㎞圏内である小高区及び原町区の一部における災害廃棄物仮置場については4カ所設置予定としており、1カ所が完成し使用中、その他3カ所については現在整備中であるものの、一部供用開始しております。沿岸部の津波被災によるガレキについて、未だに未分別のガレキが小さな山になって所々にありますが、順次収集を行っているところであり、それらについてはフレコンバックに詰め、仮置場に保管しております。

20㎞圏外である鹿島区及び原町区の一部については、7カ所の災害廃棄物仮置場を設置し、沿岸部においては3カ所設置しております。仮置場内において破砕・分別を行い、可燃物、再利用可能なもの及び埋め立て処分のものに分け、仮置きをしている状況です。

木くず、プラスチック等の可燃物については、一部は既存の焼却施設において焼却処理を行っておりますが、その多くは小高区内に建設予定の仮設焼却施設において焼却処理を行う予定です。現在は、建設予定地の地元の方と競技を行っているところであります。再利用できる土砂及びコンクリート片いついては、防災林の堤体に利用する予定であります。

いずれにおいても、懸念される放射線量は焼却及び再利用等には支障が無い値となっております。

しかし、埋め立て処分が必要なものについて、市内に処理業者がないことから、県内他市町村の処理業者に依頼を行っているところですが、放射線量を懸念して受け入れができないため、処理が進まない状況です。

処理方針は決まっているものの、放射線の風評による影響で、処理が遅れている状況でありますが、引き続き処理を実施してまいりますので、今後とも、南相馬市の復興にご支援とご協力について、よろしくおねがいいたします。

平成25年9月10日  
                                   南相馬市長 桜井 勝延




しかし、ちょっと批判的にメールしたのに桜井市長名なので、あちゃー・・・・と思っていますが・・・(わざわざ、企画課にメールしたのに、なんで??)


この返事でわかったことは、

1)同じ南相馬市でも、原発からの距離で、国がやるか、市がやるかが分れている。

→避難等、20㎞で区切るのに意味が無いのではと常々思っていたので、線量等で避難区域が分けられたのは良いと思ったのですが、広域処理については20㎞のラインが生きているのだということ。=何の意味があるのだろうか?

2)線量問題ないガレキなのに、福島県内の他自治体に受け入れてもらえない

→わかる気がしますが、・・・・はっきりこう聞くと、やはり、あの1年前の我が県等における攻防は、教訓にはなり得なかったんだろうか、と非常に残念な思いを抱きました。

そして、条件的には、今まで散々問題となった岩手宮城のガレキと同じで、国は責任を持って広域処理をすると言っていたのに、どうして、「福島県」のものは別として、全然、ニュースにも話題にも何にもならないのだろうかという不条理を感じざるを得ません。

別に、こういうやつを浜松がまた受け入れてもいいんですよね。余力はあったはずです。さらに、島田市も同様です(が、今は市長が替わってしまったので、ちょっとわかりません。ただ現市長はいわき出身の女性市長さんです。何か、故郷浜通りの窮状に感じることはないのだろうか?)

しかし、「福島のものは国で」って言っていたわりに、「福島の20キロ圏内だけは国で」って言っているということに他ならず、どうも環境省のやっていることは矛盾しているように見えます。細野さんから石原坊ちゃんに移ったこともあながち関係がないわけではないかも(前者は人気者、後者はろくでなし)

3)反原発団体の会合で言っていたように、桜井市長は、堤防にする道も考えているのだということ

→しかし、長い年月たつと、ごみの総量が減って(メタンガスとかが出て)、陥没する恐れがあるということを聞いています。その辺はクリアできたのかなと思います。
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