11日です。2年と10カ月。
こうやって数えるのも、忘れた方がいいのかナと思いつつ11日は、やはりそう思ってしまいます。
夫が出張で神戸に行き、暗い顔して昨日帰ってきました。

夫は総務の山口六平太みたいなことをしているのですが、防災担当でもあり、宮城県にも工場があるので震災後は何度も宮城に応援には行っていました(仙台に住んでいたこともあるので土地勘もあった)。

それで、今回は、神戸で阪神大震災の記念館みたいなところで会議かなんかをしてきたみたいです。

それで、震災のビデオを見て、あまりにリアルすぎて、みんな暗くなってしまったそうです。いろいろな展示物もあるそうです。

広島の原爆ドームでも同じ事が言われますが・・・

調べてみたら、こちらのようです。
「人と防災未来センター」
公的な建物のようです。観光名所にもランクインしていますね。

半谷さんが、チェルノブイリが観光地化しているということをビデオとともに家族のリスクマネジメント勉強会愛知支部で紹介してくださり、福島もそういうふうに修学旅行生が来るようにしたらどうか、という提案をされていました。

その後も、そんな話をあちこちから聞きます。

しかし、今回夫の話を聞いて、それほどくらい気持ちにさせるような場所にはならないようにするには、どうしたらいいんだろうか?と思いました。
どうやらビデオでは、地震があって、それで家具が倒れてきて動けない、お姉ちゃんがいない、お姉ちゃんの声がする、「私はいいから先に逃げて!」・・・・というようなリアルなものだったそうです、まるで戦時中みたい・・・

私は先日の、反原発が占領した県の原子力講演会で、質問までの間に「もしも南海トラフ地震が起きて、津波が来たら」というCGというかまさにリアルな静岡の海岸に、津波が来て、町の居酒屋の看板とかをなぎたおしていく映像を見たのですが・・・・あれ、浜松の映像じゃないからそれほどだったけれど、実際の場所のように見えたんですがどうなんだろう?すごく嫌な感じを持ちました。

映像というのは、相当吟味しないとならないと思います。モニュメントは、こちらがいろいろ想像する余地があるけれど、(でも原爆ドームのモニュメントについても、なんかいろいろ意見ありましたね)映像は・・・・インパクトが強すぎるから。

私は本当は、・・・・旅人さんは・・・・震災後、心配で福島に来てみたけど、来てみたら、自然は美しいし、食べ物はんまいし、人はあったかだし、なんていいところだろう、また来たいって思うような状況が最高だと思います。その神戸の映像のあるところに、もう一度行こうなんて思えないだろうし、なんというか、そこに一度行くことで「義務は果たした」みたいな場所になってしまうのも問題だと思います。

私、「戦争を風化させるな」というスローガンのもとに、戦争の映画とか漫画とか、その「被害の点」ばかりを強調するものは、避けて通ってきた子供です。教科書を今、子供たちが宿題で毎日音読していますが、本当に戦争ものが多すぎますね。「ちいちゃんのかげおくり」「ひとつの花」とか。双子だから毎日2回聞かされて悲しくなって台所で泣いてしまうこともあります(今は「ごんぎつね」で泣いています)。・・・だから「はだしのゲン」騒動も、引いていました。とにかく視覚から入るもの、文字、漫画、映像の順で、身動きができなくなります。

風化させないというのはよく言われますが、「いつまで被災地でいればいいのか」ということを友達が言っていたことも心の中に引っかかっており、難しい問題だと思います。。。

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