指定廃棄物の最終処分場問題、膠着しています。
栃木や茨城各県自治体が蹴ったこの案件ですが・・・
宮城県の栗原市深山嶽、加美町田代岳、大和町下原の3地区が候補地に選ばれ、地元は反発しています。
宮城県は、過去に微小レベルの津波震災ゴミ(がれき・被災材)を他自治体に広域処理のため受け入れてもらうに当たり、苦労した経緯があります。

レベルは違うとはいえ、指定廃棄物は厳重管理するのです。昨年、広域処理がスムーズにいかなかった主体の自治体も宮城県にはありますが、その方々はどう思っておられるでしょうか。

皆が反対し続けたら、神様が持っていってくれるのでしょうか。

ちょうど基地問題、議論されていますが、・・・・名護市の辺野古移設反対と重なります。名護市の場合は、グアムに持っていけばいいとかいろいろあるのかもしれませんが、やはり根幹はNIMBY現象でしょう(必要なことはわかるが、自分の裏庭には持ってこないでほしい)。

宮城県知事は、広域処理の苦慮があるからでしょう。完全反対という意見ではありませんでした(昨日のテレビ)。

(記録のため転載*読売宮城)
なぜ選ばれたのか分からない――。指定廃棄物の最終処分場問題で、環境省から詳細調査の候補地に選ばれた栗原市と加美、大和両町の首長は20日、戸惑いや不満、怒りの言葉を次々と投げつけた。詳細調査にあたり、国や県は、自治体側の不信を解いていく努力が必要だ。

 会議では、井上信治・環境副大臣が「候補地を提示することになり、これまでの議論に感謝したい」とあいさつ。その直後、村井知事が、石原環境相が出席しないことや、同省の情報管理のあり方に苦言を呈し、冒頭から「波乱」の雰囲気が漂った。

 質疑に移り、口火を切ったのが、田代岳地区が候補地に選ばれた加美町の猪股洋文町長。豪雪地帯で交通の便も悪く、沿岸部まで広く行き渡る水源であることなどを強調し、「机上と実情は違う」と、同省側の対応の不十分さを指弾した。深山嶽地区が選ばれた栗原市の佐藤勇市長も、市民から猛烈な抗議を受けていることを明かし、「大臣が来ないのは甚だ遺憾だ」と声を荒らげた。

 陸上自衛隊の王城寺原演習場に近い下原地区がある大和町の浅野元町長は、「演習時の震動や、誤射の不安もある」と懸念を表明。3市町長は会議後も怒りは収まらず、報道陣に対し、口々に「国や県に対する不信感と憤りの気持ちでいっぱい。調査には協力しない」(猪股町長)、「岩手・宮城内陸地震などの被害データをもとに、自然災害に耐えられない場所だと示す」(佐藤市長)などと述べた。

 3市町の住民からも不安と怒りの声があがっている。

 候補地に近い栗原市栗駒文字で牛の肥育と繁殖をしている菅原隆雄さん(72)は「放射能の問題でキノコ栽培をやめたばかりなのに、今度は最終処分場の候補地になるとは……。がっかりだ」と憤った。同市の「放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク」の鈴木健三代表は「市を挙げて反対運動を起こしていく」と語った。

 加美町の候補地に近い切込地区の行政区長で兼業農家の高橋福継さん(71)も「汚染度の低い牧草の一時保管でさえ大もめだったのに、最終処分場となると、区長会も黙っていないだろう」と話した。

 大和町で民宿やレストランを営む上野智賀子さん(60)は「町内に出来るのは困るが、我慢しなければならない面もある。国や県は丁寧に説明してほしい」と訴えた。
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