昨日のクローズアップ現代で、双葉郡内の中間貯蔵施設について
特集していました。
進行が内田アナになっていますが、ピンチヒッターか?

井上副大臣が登場。
思ったことをメモ。

【1】「中間」貯蔵施設は「完全なはったり」でもないらしい

震災後数か月で、菅元首相が佐藤知事に打診したときに初めて「中間」という発言あり。当時の環境庁職員は「寝耳に水」=つまり国としては、それを最終処分場と認識していた。

当時の官房副長官に対し、取材映像あり。彼が語るには、あのようなボロボロに傷ついた状況の福島の方々に対し(とは言っていないが、そういうこと)、とても「最終」処分場を・・・とは言えず、30年経てば放射線も4割か6割に減衰し、クリアランスレベル(基準値)以下になることもあり、取り出す量もかなり減る可能性があることから、「とりあえずの意味」(とは言っていないが、そういうこと)で「中間」と、発言した。

→民主党政権お得意の「最低でも県外」とは少し様相が違う。だとしたら、住民アンケートで一番問題視(とNHK福島放送局記者が言及)している、「中間」とはそういう意味だということを周知すべきではないのかな? 現在、説明会を開く予定が、全く決まっておらず、井上副大臣は「施設の必要性と安全性を丁寧に説明したい」としているのと裏腹。

→「菅民主党政権がそんなことを言ったばっかりに」、という考えを、当時の環境庁は持っているように私としては感じた。しかし、政府は一貫しているものであるし、もし「最終」と言っていたら、候補地選定調査にすら入れなかった可能性がある。という点で、井上副大臣が前政権の決断を批判しているようには、画面からは感じられなかった。自民党政権も同じ事をしたのかもしれない。細野前大臣が「福島の痛みを分かち合う」という耳当たりの良い言葉を発したが、やはりそれは本心だったのかもしれない。

→現に、2012年8月、鹿児島県の南大隅地区?に、最終処分場施設建設の提案をしていることを知った。もちろん頓挫。住民は「福島の痛みはわかります、でも、安全な施設だったら田舎につくらないでしょ?」と意見をしていた。ものすごく突き刺さる話ではある。しかし、・・・・この発言だけを切り取るNHKの報道姿勢に疑問を感じる。つまり、都会は土地がない・地代が高いから、都会には、現実的に選定する場所がないのではないでしょうか? それとも、あまりに政府寄りと言われてしまうかな。でも・・。そういう批判というのは、感情論にしか過ぎないと思うのです。

よく、原発も安全ならば東京に作れと言うけれど、しかしながら場所がないでしょ? たとえばどういうところに? 東京湾? 具体的に場所を挙げられないまま、「危険だから田舎につくるのじゃないか」という発言するのは、無責任だと思います。けっこうよく見るフレーズだけど・・・。

まあ、少なくとも、他の土地に打診していたことを知って、前政権は、福島以外に出せる場所を探してくれていたのだと、思った。細野さんを少し見直した。やはり静岡県において、あれほど津波によっての震災材の広域処理受け入れについて、必死にやっただけある男だと思った。結局ダメだったとは言え・・・。

さて今はどうなんだ。石原おぼっちゃんにそれができるとは、悪いが到底思えませんが・・・。

【2】放射線、放射性廃棄物に対する理解が、やはりここ福島県内においても進んでいない

先日宮城県の処分場反対について落胆したということを、やはり、今回も思うのは、「イメージが先行している」ということです。

大熊・双葉というほぼ帰還困難区域にある地域では「帰れないから中間貯蔵施設建設もやむなし」という意見がアンケートに散見されたようです。

一方、避難指示解除準備区域がほとんどである楢葉町では、「帰れるのにどうして?」という意見が多かったそうです。でも、私は、悪いが、「それは違うんじゃないのか?」と思いました。先日、宮城の住民に関して抱いた気持ちとおんなじです。

だから、安全なんじゃないですか?
ということです。

楢葉の候補地に会社や田畑のある方の娘さんが「中間貯蔵施設をつくるなら悪いけど当分帰れない」という手紙がきたということをテレビでやっていました、でも、私、それを聞いて、やっぱりそうなるんだなと落胆しました。

アンケートでは「苦渋の選択だけれど、これを作らないことには復興が進まない」と涙を飲んで書いている方が多かったそうです。それは、帰還困難区域の方だけなのかどうか、そこまでは不明です。

井上副大臣も、双葉大熊(帰還困難区域)だからつくる、楢葉(避難指示解除準備区域)だからつくらないということで選定したのではなく、除染の土の運搬なども考慮して楢葉を挙げたとのことです。確かに原発の南からの除染土は、楢葉に入れた方が物理的に便利でしょう。井上副大臣の意見に同感です。

この「なんとなくいや」ということが、福島県内においてもあるのであれば、もう、打つ手はないと思います。

【3】ならば、放射性廃棄物を拡散することを現実的に考えては・・・・

ここまで、苦しい思いをするのなら、それこそ細野さんの言っていたように、分かち合う、・・・・薄く広く伸ばすのが一番いいんじゃないかと思うようになってきました。

指定廃棄物程度ならば、埋めることによって、何十年かで、人体に影響のないレベルに落とすことが可能だったんじゃなかったでしょうか。無理だったかな? 管理するから無理か?水が入ったりして危険?

うちの実家の父が、畑の土を、天地返しで拡散したように。

広域処理で、すべての国土で、国民が少しずつ分け合って埋める。

うちの裏の荒れ地のあたりに、メガソーラー持ってくるって言っていた。一旦更地にしてまだ進んでいないけど・・・。その下に処分場を作るとかいうことはどうだろうか。メガソーラーは処分場とセットにするというふうにしたら。再生可能エネルギーを歴史的に理解するという観点からも、最高だと思います。

というのは、市内のある最終処分場が満杯になって、その上にメガソーラーを持ってくるとかいう話を、前の津波震災材広域処理の最終処分場の職員の方に聞いたからです。


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