今から何年前でしょう・・・、アトピーの4男がプロトピックという薬を処方されていたとき、
新聞報道で「マウスに試験したところがんの確率がアップ」というのを目にしました。
その報道を聞き、驚愕しました。そして結局、その薬をやめてステロイドに戻ったのですが。

私と同じような話が、岡本裕「9割の病気は自分で治せる」に載っていました。

23歳の女性Lさん、新卒のOL。軽いアトピー体質だが、就職後湿疹がひどくなり、開業医を受診、ステロイドはあまり使いたくないと言うと、それなら特効の新薬だと説明され、プロトピック軟膏を処方。

Lさんがネットで調べると、この薬剤が免疫抑制剤であるという記載が気に掛り相談に見えた。

これはもともと肝臓や腎臓などの臓器移植の際に拒絶反応を抑えるために用いる免疫抑制剤で、実際に臓器移植でこれを使うとがんや悪性リンパ腫が起こりやすくなるという事実が報告されている事を話しました。


しかし、この話は、震災後の放射脳騒動を経てみると、私もですが岡本氏も「リスクは量の問題」ということを全く考えていないのではないか?という(自己反省)と(疑念)を持ちました。どうなんでしょう。

確かに、その実験というものは、大量に何日間もその薬をマウスに塗り続けたところがんになる確率が何%かアップした、というもの。でも、当時、私は、「どうして医師はそういうことを説明してくれなかったのか?」「たとえ適量ならばよいと言っても、がんになるかもしれないところに繋がる薬なんて子供に塗りたくない。そんなのは毒だ」と、思ったのです。

これは、何ベクレルのものを毎日何100㌘も食べて。。。。で、がんになる確率(がん死?)が何%かアップ、というのに非常によく似ています(ただ、その時にスルーしていたのですが岡本氏の指摘の「免疫抑制剤」というオカシナ言葉については、そういう意味なのかと、今知りましたが・・・)。

「プロトピック軟膏使用中及びこれから使用する患者さんへ」2003年日本皮膚科学会を読むと、恐るるに足らず、ということを伝えようというのがわかります。
しかし、問題は、「その薬を使いたい専門家が『安全だ』と言っても、なんか信憑性に欠けるよな」という点です。最近、「アベシネ」というツイートをしてバッシングされている池田香代子氏の「福島再生」という本に出ていた「利益相反」ということではないかと。

今、息子のアトピーは治りましたが、放射線について「量の問題だ」と学んだ今なら、プロトピックを使えるでしょうか? 自信がありません。ふつうの親としては、やはり岡本氏の言い分を支持して、なるべく使わないで治す道を選ぶと思います。これって、ゼロベクレル主義の親と、一体どこが違うんでしょう、と自問してしまいます。

今、icchouさんの助言のもと、食品添加物について考えているところです。これも構図が非常に似ているのです。下書きしているんですが、長文になってしまってまとまりのつかない話になってきていますが・・・「私も、添加物に対してはゼロベクレル主義の親みたいなものだよな」って思います。

だから、放射線について「量の問題だ」ということについて、どうしても受け入れられない人のことを「勉強不足だ」と糾弾する科学者以外の人について、私は、「ほんとにそういう一般のみなさんは、放射線以外のことについても、そんなにわりきれるのかな?」とも思うことがあります(科学者の方は多分割り切れる=プロトピックも食品添加物も、少量ならば問題ないと断言しそうだからです)。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://leika7kgb.blog114.fc2.com/tb.php/1121-2de0e1a8