崎山先生の院内報からです。
崎山先生は、「放射性物質を測定してわかってもらうのが一番」。
院内報で告知したところ、不安な親御さんが食品を持ち込んだそうです。
それで、
「持ち込み食品を測ってもまったく検出されませんでした」ということです。

転載いたします。(院内報153号・2011年12月)


先月のケロケロ通信で、「放射能を測ってみよう」と書いたところ、
何人かの方から希望があって、米、牛乳、野菜、煮干しなどを測定してみました。
結果として放射能は全く検出されませんでした。
目に見えない恐怖を見える形にすることで、ある程度安心できるものです。
無駄に怖がっていたことに気づいていただけた方もおられるようです。

崎山小児科では、
週1回の訪問診療を必要とする在宅医療を受けている患者さんが
何人かおられます。
そのうちのおひとりが自宅の放射能を測ってほしいと要望があったので、
サーベイメーターを持参して訪問診察にうかがいました。

「子供のことを考えると、ベランダの植え込みが特に心配で、
3月以降なるべく窓を開けないで生活している」とのことでした。
ベランダの植え込みは雨が当たる位置なので、
雨とともに降り注いだセシウムを心配されていました。

空間線量を測定してみると、リビングルームは0.1μSv/h
であるのに対して、
ベランダは0.08μSv/hでした。
つまり、窓の外の方が放射線量は少ないという結果でした。
このリビングルームの0.1μSv/hという値そのものは以上ではありません。
1年間当たりの許容量である1mSv/yは、
計算すると0.114μSv/hですから十分に基準内ですし、
通常の生活で多くの人が受けている普通の放射線量と考えられます。

興味深いことは、意外にも室内の放射線量がベランダより高かったことです。
おそらくその理由は、建物を作っているコンクリートです。
コンクリートの原料である石灰岩や、
骨材として利用される砕石に使われている玄武岩などが
放射線を出しているためです。
コンクリートの建物は、宇宙線や大地からの放射線を遮る力は大きいのですが、
コンクリートや骨材自身が天然の放射性同位元素を比較的多く含むため、
木造建築より建物から発生する放射線の量は多くなると言われています。
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