昨晩、JAM THE WORLDで、石原大臣のお詫び行脚批判を
鈴木哲夫という人が解説していたが・・・・
どうも、ひっかかってしょうがない解説だったので、メモ。でも、福島県在住者だったら、この批判に快哉を叫ぶところなのだろうが。。。私が、福島に住んでいないから「???」「・・・・」とか思うのでしょうね。地元では暗黙の了解ごともあり、外に届いていないこともあるのでしょう。
以下に書くことは、私個人というフィルターを通した見方だし、県内の方には「何を今さら」な話もあるでしょうが・・

「石原氏は政府の意向を代弁しただけ」

鈴木という人はこんなふうに言っていました。
政府は全然まじめに福島の問題に取り組んでいない、この問題はここで終わらない、このあともこじれ続ける、石原氏だけでなく、結局は交付金を積んで納得してもらおうという雰囲気が政府全体にある、現地の人々の声を全然聞いていない、札束で顔を叩こうという姿勢の現れだ、今度は福島県知事選もあって(他県の)再稼働問題もあり、自民党は絶対に負けられないから、安倍首相もきちんと向き合わざるを得ないだろう・・・・・自慢みたいだが、私はそういうことを少し前、ある雑誌に寄稿した、だから石原氏が言ったことに対し「またか」ではなく「ああ、やっぱりな」と思った(ドヤ声)・・・
というような内容。一見(一聞)すると、佐藤知事らや地元首長、福島民報と同じ言い方でした。しかし・・・

どうも、話し方といい、内容といい、しっくりこない。検索してみると2012年12月知恵袋「政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、新聞テレビはまったく報じないが、「小沢を支援しよう」「未来の党に期待しよう」という動きがモノ凄い勢いで加速しているのだと言います。本当ですか」・・・という質問があり(回答も変だけど)、まあ、つまりは、脱原発応援ジャーナリストってことなのかと思った。
ツイッター検索だとこんなだし、ブログも見つけた

JAM THE WORLDは、党利党派によらないという建て前だが、現政権に批判的な進行役・解説者が多い。これを普通に車内なんかで聞いているリスナーも、「いや~この解説者の言う通りだよ」って思うでしょう。

「原状復帰」はかなわないのに・・・

「最後は金」という言い方だと人でなしですが、失敗学で言う、被害者が納得する手段の1つが賠償です。私は今までもよく書いている気がしますが、5つあって、
1 原状復帰
2 謝罪
3 原因究明
4 再発防止
5 損害賠償

です。

もちろん 1 原状復帰「ふるさとを返せ」!が一番なんですが、それができないから、他の方法でしかたないけど代替する、、、というふうに考えるしかないのだと思うんです。

たとえば
医療事故でも、患者が死んでしまったら、もう、1原状復帰は無理。 「妻を返せ!」と、死後3年3カ月たっても言っている、ということであり、確かに時間が止まっているということでもある(それほど国の対応がヒドイ、とも言える)。遺族は、3妻の死んだ原因を知りたがり、4二度とこういう事故が起きないことを求めますね。そして5賠償です。医療裁判はこうやって起こされますね。何千万と要求すると、世間が「金が欲しいんだろ」「どうせ金目当て」と、公然と言っていますよね。ネット内でも。でも、遺族としたら違うのですよね。お金で誠意を見せてほしいし、相手が悪かったということを形で認めてほしいんだと思うのです。


だから、1 だけに軸足を置いていても、解決はしない。気持ちは、想像できるが・・・
1 が出来ない分、2以降の方法で、被害者の心をなだめて鎮めて癒やしていくしかない。

しょせん5だろ、っていう話でも、もちろんない。ましてや加害者側(この場合国)が言っちゃあおしまいよ、な話ですよね。「弁償すればいいんだろ!」という話ではないんだよ、ということ。医療裁判で遺族に「金さえだしゃいいんだろ」と言うはずがないのと同じ。

双葉・大熊に作るのやめるという発想

でも、この状況で、お金を出す以外にあることといったら、中間貯蔵施設を双葉・大熊に作るのをやめることしか、私には思いつかない。
・・・石原氏を批判している人は、双葉と大熊の代わりに、自分の自治体で、受け入れるよう運動するよってどうして言わないんでしょう。もしくは、中間にして、最終はうちでもつよとでも言うのなら。

だったら・・・・石原氏批判は偽善と言いませんか。・・・ちょっと、そこがわからないんです。この鈴木って人も、知事も民報も、双葉・大熊に作ってもらえないと困るんですよね。2首長はどうなんだ? そして県外の人たちはあわよくば自分らのも福島に持っていけないかって思っています(※東海村の元村長は「福島第二にもっていけ」(楢葉・一部富岡)と言っていましたが。物理的に無理だというのに)。

あと、もうひとつわからないのは、楢葉の方は拒否したけれど、双葉・大熊の方々も、本当は本心では拒否したかったのかどうか、という点ですね。もし帰還困難だとしても、本当に作ってほしくないのか、それとももう新天地で暮らすから、だったら国に買い取ってもらって、新しい生活の足しにできるのなら、という気持ちの人が多いのか、そこが不明です。「ふるさとを返せ」だけでは、読めない。

たとえば浪江との差

だって、これも原発立地の交付金と同じで、だとしたら、立地場所にはなっていない浪江の方とは、また、交付金等で大きく差がつくということになりますね。。恩恵を双葉・大熊のようにはほぼ受けていなかった浪江の方々が、実は、かなり苦労しているように私には感じられる。また、ここで差がつくのですね。違うのかな? どうなんでしょう・・・「極めて自由度の高い交付金」は、両町にしか落ちないんですものね。第一原子力発電所をぐるり取り囲む場所ですからね(しかし、楢葉はどこだったんだろう・・)。

知りたいことは、ちっとも、メディアで伝えてくれません。そして、発信している声があったとしても、見つけられません。。。。

各地域でそれぞれが土に埋めるという選択肢

私が「ほかに作ることはできないの?」と思うのは、やはり、リーフレインさんから以前聞いたように、本当は、中学区ぐらいで埋め立てるのがベターと思っているから。除染の土ぐらいの濃度なら。しかもこれだけ量が多いのなら。施設は「適切な遮へい措置等を講じることにより、施設周辺の線量が施設を設置しない場合に比べて高まることはないと考えています。」ということですが、そのミニ版を県内各地に置くとしても、同等の遮へいは可能か、否か、コストはどうなのか、とかを知りたかったのですが。だって、埋めるだけで違うんだから。雪が降るだけで線量があんなに下がるんだから(※それから、、、一縷の希望を持ったコーラルパウダーの件です。粉をかけるとみるみるうちに線量が下がっていく動画を見ました。もしろんそれは単なる物理的遮蔽の効果で、放射性物質を化学的に消すといううたい文句については完全に否定されましたが)。そして、飯坂の父は、畑の天地返しをしただけだから。

ただ
桑折で街境だかに仮置き場を作る云々でもめたことがありましたね。だから、この争いがあちこちで起きることになるとは思います。


さらに、中間貯蔵施設が決まったとして、県内全部から一体どれだけ時間と台数をかけて運び込めるのか・・・。楢葉が断った以上、さらに原発以南からは遠くなった。そしてだいぶ前から、トラック運転手が足りない(私は物流の会社にいるので、肌で感じますよ)のに、五輪でさらに足りなくなる。本当に、人手やトラックはあるの?と。

住民が「借り上げ」も要望した理由

そして、私がひっかかったのは、このJAM THE WORLDにおけるこのコーナーの前に、ヘッドラインニュースがあるんですが、そこで、「佐藤知事は、地元住民が買い上げだけではなく借り上げも検討してほしいと考えているので、それにも真摯な対応をしてほしいと申し入れた」というのを耳にしました。
毎日によると「▽県外最終処分の法制化▽賃貸借を含む用地取得のあり方▽生活再建策▽地域振興策−−の具体案を早急に示すよう改めて要望し」とあった。

国有地として買い上げるという前提の中でどうして借り上げという要望が出てきたのか、それは買い上げられてしまったら、さきの鈴木という人によると、もう国の土地なので、30年もたてば、県外に移すなんていう約束を反故にされるかも・・・ということで住民側が予防線をはったということでしょうか。そういう詳しい解説が知りたいのですが。

30年以内に最終処分場に移したあと、この施設をどうするかというと、公園が最有力らしいですが・・・公園か。

本当にわからないことだらけです。平和に「石原辞めろ!」とか言っている人たちは、人ごとなんだな~としか・・・思えず。「政治空白ができる」という発想をいいかげんに覚えたらどうでしょう。どうせ9月までなんだから。たぶん。
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