このごろ、新聞・雑誌・ネット等で、宅配業界ががけっぷちという報道が盛んに行われています。そのおかげで、私たち配達人への目がやさしくなっているのを明らかに感じます。
きょうも、信号待ちで止まっていたら「大変だねえ。一日何件ぐらい回るの」「私は午前中だけなんで・・・70件から80件ぐらいですね~」「えっ。午前中でそんなに回るの!?」「いや、無理なので、やっぱりどうしてもお昼過ぎますね~」「頑張ってね・・・いや、十分頑張っていると思うけどね」ってな感じです。
配達先でも「こうやってでかけないで注文ばっかしているから悪いんですよね~」とか、再配達すると「何回も来てもらって悪かったね~」などと、最近よく言われるようになりました。

報道の力は大きい。

しかし、・・・です。例えば、以前、市の親子教室(親子で集まって、悩み相談をする)に行ったときの、保健師さんの言葉を思い出します。「こういうところに来られるお母さんは、悩みがあるって言っても、大丈夫なの。問題は、こういうとこに出て来ない人なのよ」と。
情報・報道というのは、世の中にあまねく伝わっているようではあるけれども、ある一定の人々には伝わりません。そういう家庭で産後うつとか虐待とかに発展してしまうということを保健師さんは危惧してました。・・つまり「一番伝えたい人にはなかなか伝えることができない」というジレンマです。

今回の報道も、大多数の常識的な人にはしっかり伝わっています。しかし、配達人を苦しめている一部の一定の人には、伝わっていません。何回訪問してもコレクト配達をぶっちぎる人。指定時間にいない人。相変わらずです。一番行動を変えてほしい人には、伝わらない。もしくは、聞いたとしても「右から左」で、行動を変えるには至らない。

これが報道の限界ですね。

報道には、強制力はありません。人々のモラルに訴えるだけです。有料化や法制化とか、何か具体的なてこ入れがないとダメだということを、ここ数週間で実感しました。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://leika7kgb.blog114.fc2.com/tb.php/1185-3f82299b