先日、医療ジャーナリスト市川衛氏の「運動中の『わき腹痛』は、なぜ起きる」というのを読みました。
私は、そのネタは以前にNHK「ためしてガッテン!」で見たことがあるもんね~と思って、さらさらと読み進めました。・・・しかし、ガッテンで聞いた話と違いました。ガッテンでは、「大腸の中にあるガスが、走ることによって大腸の壁に当たるので痛くなる」。だから、ガスがたまらないように、ふだんから便秘にならないような生活・食習慣を・・・という提案をしていました。

でも市川氏紹介の外国の仮説は、大腸のガスなんて書いていなくて、腹膜を包む壁に、胃や腸が当たって痛むという内容。・・・便秘はどうなった?

検索してみると、大腸ガスというのも一説にあるみたいです。まあでも、one of themです。

ためしてガッテン眉唾論で記憶に新しいのは、睡眠薬が糖尿病に効くという話で、小野アナに謝罪させました(けど悪いのは小野さんなの?って思うんだけど)。しかし、ほかのことでもけっこういい加減なことが多そう=みのもんた報道の健康情報と遜色ないぐらいのテキトーさなのかもしれません・・・

しかしこの市川氏、経歴を見ると、なんと東大医学部出てNHKに入社し、ガッテンを制作していたというではないか。では、私が見た番組も彼が作った可能性もあるだろうに、大腸ガスについては自分は何にも触れていないのは一体どーゆうわけでしょうね。

さきのNHK時代の話を読むと「札幌局勤務5年目に『ためしてガッテン』を制作した時に、上司から『どうすれば視聴者の為になるかだけを考えろ』と言われました。そのための工夫で失敗するならしかたないが、当たり障りのない番組を作るのは意味がないと言われた。全部自由にやらせてもらえて、すごく楽しかった」とあります。
「当たり障りのない番組」の対局は「賛否両論のセンセーショナルな番組」だし、「全部自由にやらせてもらえ」るというあたりが、なるほど、です。そして「視聴者の為に」というのは、「視聴率の為に」と思わず誤読してしまいましたね。

その制作スピリットの積み重ねが「糖尿病に睡眠薬」なのでしょう。

確かにガッテン中に「仮説」と言っていたのかもしれませんが、視聴者の私は「新事実」と受けとめていたのです。文章と違って、映像は特に影響が大きいのに、報道しっぱなしの報道人が多すぎると思います。

市川氏も回収する気はないんでしょうし。
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