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曽野綾子さんが「夫の後始末」で「介護の中心は『奉仕』で『奉仕』とは排泄物の世話をすること」と書いているようです。
赤ちゃんの世話でも、授乳とおむつ替えが二大柱ですから、老人も同じです。ただ、赤ちゃんのうんちの後始末と違って、大人の大便は臭いし、体も大きいから物理的に大変だし、体もしなびているし、そして一番の核心がおむつ替えされることが老人は恥ずかしいだろうという問題があります(認知症ならばよいのか)→しかし通常や常識を認知できなくなると、大便食や、逆に汚すというような行動に出ることもあります。そしてさらに、赤ちゃんは成長すればおむつが外れますが、老人は外れるときは死ぬとき。・・・・介護の地獄は、排泄ケアにあります。これを乗り切る態勢や心構えがあれば、介護の暗い陰鬱なイメージはかなり軽減されると思われます。

だからといって、赤ちゃんのおむつ替えをしたこともない人が一足飛びに老人のおむつ替えをするのは、非常に大変なので、だれでも、赤ちゃんで予行演習しておいたほうが良いかと思いますが。

私の母も祖父を看取りましたが、大便を手で受けたりしていたようです。すごいです。尊敬します。また親戚のババ様が便秘で、肛門口が固くなり、その固い便を掻き出した話も聞いたことがあります。

有名人では、吉本隆明が「子供の世話にはならん」と言っていながら、最期はばなな姉妹が看取った話がなかなか気に入っています。というのも、吉本氏は最期まで排泄は自分で済ませたそうです。パンツ型のおむつで。これは、参考になる話。この、パンツ型おむつの進化には期待できそうです。

また、上野千鶴子が書いていたのは、「這って生活できる間取り」で、これは参考になります。つまり洋式トイレは×ということになるのですよね。昔の日本家屋はよくできたものです。今、ベッドになってしまうと、まさに寝たきりになってしまいます。布団のほうがよいのです。這えますから。

しかし朗報もあります。TOTOが介護用の可動式水洗トイレを開発したということ。
読売の「顔」欄に、開発した36歳社員のことが載っていました。
「介護を受ける祖父を見て、排泄ケアの大変さを知った。臭いや後始末、おむつの不快感や恥ずかしさ。学生時代に学んだ制御工学の知識を生かし、2006年にTOTOに入社した。・・・『介護する人、される人両方を楽にしたい』と研究を重ねてきた。・・・『今までは、後始末をする家族に遠慮して、水を飲むのも我慢していた』。利用者の喜びの声に涙が出た。『だれもがトイレで他人の手を借りずに用を足せるよう、改良を続ける』」 これならばfromベッドto洋式トイレで、いけますね。40万円には代えられません。

老動物は死ぬときにどこかに姿を隠すというのですが、大便はどうしているんでしょう。食べなければ出なくなるんでしょうか。出産も死も、人間は一人でできなくなってしまいましたから、何か参考にならないでしょうか。

本日の読売に、ペットの介護ケア施設があると聞いて、驚きました。外国では安楽死させたりするそうです。また、外国では成犬でも飼う人がいるので、譲ったりするそうですが日本は子犬から買うので、需要がないということです。
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