FC2ブログ
樋口康彦「崖っぷち高齢独身者」~30代・40代の結婚活動入門」、途中まで読んだんだけれど、いろんな意味ですごいです・・・。
富山国際大の先生みたいですが、ご自身の、各種お見合いパーティーの経験談から書いた新書です。こんなふうに独身者を刺すような辛らつな言葉って、今の時代、既婚者には絶対に書けません。そういう意味でも稀な本ではないでしょうか。

たとえばこんな感じ。↓   ↓   ↓

もしもこの先、奇跡が起きて、ものすごく偉くなったり金持ちになったりしたとしても、結婚できなければ私への最終評価は「かわいそうな人」であろう。
女性でも仕事の方面で大成功する人がいるが、もしその人に旦那さんも子供もいないとなればどうだろう。周囲の人たちは表向き「立派ですね」などといいつつも、心の中で「道を間違えたかわいそうな人」と思っているかもしれない。どう見ても女性としての幸せをつかんでいるようには見えないからだ。
ところであなたは子供の頃、大人から次のようなことをいわれたことはないだろうか。「・・・・あの人、あの歳でまだ独身なんだよ。かわいそうに。結婚する前にすっかり薹が立ってしまった。あんた、あの人みたいな結婚しない大人になっちゃいかんよ」
私はいわれたことがある。高齢独身者は、陰で親戚・近所の子供たちのための生きた教材になっている可能性がある。「あんな歳まで結婚できない人になってはいけないよ」「ああなったら人生終わりだよ」と、あなたの人生はあなたの知らない所で子供たちへの教訓として使われているかもしれない。


怖い話・・・・。

18歳や20歳でモテない人は、まさに筋金入りの結婚弱者である。(略)本人に自覚などないであろう。20歳で、自分のことを「売れ残り」だなどと誰が思うだろう。自分が一生結婚できない運命を背負っているなどと誰が考えるだろう。(略)「長い人生の間には、こんな自分でも好きになってくれる異性が現れるはずだ」「結婚する頃のまでには、それなりに(きれいに)なっていて、理想の相手を見つけているはずだ」と自分に都合よく考えているに決まっている。親御さんもそんなふうに考えていることだろう。
しかしまだ若いのだからこれからもっとかわいく、カッコよくなって無事に結婚できるだろうなどというのは、甘い見通しである。
20歳のとき走るのが遅い人が、「30歳や40歳になったとき、速く走って見せる」といったら、周囲の人は笑うだろう。いまよりもっと遅くなっているに決まっているからだ。同じく20歳のモテない人が、30歳や40歳になってモテるわけがない。さらにモテなくなるに決まっている。
つまり若いのにモテない人は、深刻な結婚問題を抱えている。男女とも歳をとってルックスがダメになってしまうまでが勝負の時間であろう


「20歳の時恋人なし」と「一生独身」は必要十分条件ではないとは思うけれど(20のころ彼女がいない友達が、のちに結婚した事例を知っているから。でも確かに、今独身の中年の友達は、当時も彼女いなかった)、そのぐらい焦ったほうがいいのかもね・・・・(息子の心配)

きょうの「適齢期応援パーティ」は、要するにお見合いパーティに興味のある人たちの中から年齢の高い人たちだけを集めたパーティだった。男女とも若さも元気もなかった。本当に、人生に絶望し疲れ切ったようなよれよれの中年ばかりだった。もちろん私もその中の一人だが・・。
少年による凶悪犯罪があったとき、教育問題について一生懸命テレビのインタビューに答えているようなお母さんみたいな人が、男性から選ばれるためそれなりに着飾ってこんな所にいる。同じく小学校高学年くらいの子供とキャッチボールをしているような中年男性が、女性から選んでもらうためにこんな所にいる。本来ならとっくの昔に恋愛戦線から退いてPTAをしている歳なのに、まだ「商品」としてショウケースにわが身を並べなくてはならない。


でもこの回のパーティでは8組ものカップルが成立したのだそうです。樋口氏は自分を棚に上げて少しでも若くてきれいな人を選ぼうとしており、それでこれまで結婚できないんだなと思わせるものはありますね。だから、読書メーター見ると、けっこう「凝り固まった考え」とかいう意見があるんですね。

でも、一般論として言えば、言論の不自由を無視した刺激的な本。でも、これほど婚活を急げとアドバイスするわりにまだ樋口氏が50にして独身だというのが、惜しいのですが。。。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://leika7kgb.blog114.fc2.com/tb.php/1289-f2710ac5