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平松類「老人の取扱説明書」、高齢者の「困った」について、
①接する側としてどうしたらよいか
②高齢者予備軍として若いうちから予防法
③高齢者自身になったときの対策・・・・が具体的に書いてあり、ためになるので要約メモします。①と②、②と③のダブりもありますが。
★耳が遠くて困った★
①マスクはせず、低い声で(女性の高い声は聞き取りにくい)、ゆっくり、正面から話す。さ行・た行が聞き取りにくいため、注意して話す。
②ヘッドホン、大音量は難聴予備軍。工事現場など音のうるさいところに日常的にいる場合は耳栓を使う。
③耳に手を当てる。ラジオなどの音量をどんどん下げて聞く訓練をする。

★同じ話を何回もする(=同じ話をしたことを忘れてしまう)ので困った★
①あえて一日に何度もその話をしてもらう(繰り返すことで、「話した」ことが定着する)。お茶を飲みながら話してもらう(体を動かすと、記憶として定着する)

★「私なんていなくてもいい」ネガティブ思考★
①やりたいことをなるべくやらせてやる。庭仕事など身の危険が少なく、失敗しても被害が出にくいことを任せる。適度な運動、成果が実感できるのがよい。

★無口で何もしゃべらない★
①話を聞くときは、自分から相手に体を近づける。「ながら聞き」をせず、しっかりと相手の話を聞く。1から10まで数えて発声練習としてもらう。
②タバコはよくない。就寝時のどの乾燥を防ぐためマスクをするのもよい。いびきをかくなら横向きで寝る。声帯や筋肉が衰えないように。男性は特に無口になりがちなので妻とはよく話す。カラオケで声を出す練習。
③1から10まで数える。

★「あれ」「これ」「それ」が多く会話が成立しない★
①問い詰めない。説明するのが面倒になり、取り繕い適当に答える癖がついてしまうこともある。「あれ」が何か問い詰めて怒るようなら、認知症の前兆の可能性。怒ってしまうのは、自分でも「あれ」がなんだかわからなくなり、指摘されるのが嫌だから。可能な限り聞いてダメならば、出来る範囲で相手が行った行動から類推するしかない。
②脳を活性化するには、読書、複雑な仕事をする、文章を書く
③いつもと違うテレビやラジオを視聴、いつもと違う道を歩く、話しながら散歩

★約束したのに「そんなこと言ったっけ?」と言う★
①話を忘れていたのではなく、話がもともと聞こえていなかった可能性がある。雑音中の会話は聞き取りにくい。大人数での会話も苦手。話しかける時は、雑音を減らし、まっすぐ相手に向いて、あなたに話しているというのがちゃんと伝わるように話す。横文字や略語は使わない。文章は短くする。筆談。方言で話す。肩を叩いてから話す。
②多くの人が早口で話すようなガヤガヤとした番組を観る。耳にはオメガ3脂肪酸がよいため、青魚、クルミを摂る。楽器の練習をする。
③耳に手を当てる。周囲をよく見まわしながら話を聞く。faxやメールを使う。

★信号が赤なのにゆっくり渡る★
①そもそも信号の時間が短い。1m1秒歩くという前提だが、85歳を超えると、男性は0.7m、女性は0.6mしか歩けない。白線と何も引いていない場所をセットするとだいたい1m、そこを1秒で歩けるかどうかをチェックしておく。速く歩くトレーニングとしては、椅子から立ち上がる動作を数回の、超簡単スクワット。シルバーカーを使う。転ばないように足元を注意するので信号をあまり見ない。瞼が垂れ下がってきているので、視野の上のほうが見にくくなる。
②眼瞼下垂は予防が大切。コンタクト(特にハード)、まつげエクステ、まぶたのメイク落としに注意。目をぎゅっとつぶってから大きく開けるようにしてまぶたを持ち上げる練習。
③信号が青になった途中から渡らず、赤になってから青になるのを待ってから渡る。眼瞼下垂の手術もある。

★転倒する★
①転んだら一大事と心得る。遠近両用メガネのせいで転びやすい(これから足を伸ばすもう一つ下の段は、遠近両用で近くにピントが合っているとぼやけるので転びやすい)ので、顎を引いて下を見るという癖をつける。暗いところは苦手なので夜も照明をつけておく。手すり。
②目を開けたまま片足立ちをして、15秒持たなかったら問題。無理のない範囲で片足立ちのトレーニングをする。目をつぶってもやってみる。カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを摂取し、丈夫な骨にする。リンを避ける。

★むせる★
①のどを詰まらせたらタッピング(背中を叩く)、ハイムリック法(抱えながら胸を押して詰まったものを出す)
②痰を出しやすくする方法であるハフィングなどを知っておく。アメをなめる。水分をよく摂る。舌を鍛える。呼吸筋トレーニング(鼻から空気を3秒間吸って、口から6秒間吐く)を行う。

★眠れない、異常な早起き★
①家族が出入りしやすい場所から離す。麦茶のテアニンという成分が眠りに良い。途中起きたら焦らず本やラジオ。あったかくて体がかゆくなるので、感想を避けるため加湿器や濡れタオル。寝具は木綿(混成)やガーゼ。レーヨンやポリエステルは避ける。水分摂取は寝る4時間前までに。昼寝は15時までで30分以内。

★頻尿、便秘★
①外出するなら、1時間以上じっとしないですむようにする。トイレは1時間しかもたないと心得る。
②多少は我慢したほうがよい。骨盤庭筋のトレーニングが有効。便秘防止には、不溶性と水溶性の食物繊維を。なるべく歩いて食事をしっかり摂る。
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