これまで、がんになるかどうかばかりに目を奪われてきたような気がします。
三橋先生の講演を聞いても、がんは、かなり低い確率だということは、わかりすぎるぐらいです。
でも、菅谷市長は、病気はそれだけでないということを指摘しています。
それは、事故後25年後の今を知ることと同義です。




じゃあ今チェルノブイリ事故後の汚染地で、何が起こっているか?ということを、少しお話していきます。
今皆さんの頭の中には、ガンの問題が非常に出てると思います。特に甲状腺ガンのことで心配されたり。
私はガンの問題は、正直言いますと、「ちょっと置いておいてくれ」と。ガン以外のいろんな病的な状態が今起こりつつある。チェルノブイリの軽度の汚染地域では、こういうことが起こってますよということを、心配したほうがいい。

 「今チェルノブイリの事故後に何が起こってるか?」ということですけれども、一つは、子供さんですけど、これは皆さんご承知のとおり、これから私がお話するのは、実は昨年も僕ベラルーシに行ってきてるんですけど、今僕ら、私自身自分のNGOの医療基金を立ち上げて、そして向こうの女医さんに会って、ドクターから周産期医療を学んでもらうために長野県立の子供病院で勉強させるために、僕らの基金で全部招待して滞在費も出してるんですけど、そのドクターとか、或いは向こうの産婦人科の先生に会って、そこから聞いた話を申し上げます。

最初、子供なんですけど、これはもう免疫機能が落ちてきてますから、風邪ひきやすいとか、ある意味ではぶり返すとか長引くとか、ある意味では抵抗力が落ちてるわけです。
いろんな感染にかかりやすい。呼吸器感染、
ご承知のとおり、これはチェルノブイリ・エイズの影響。普通のやつはエイズといいますけど、チェルノブイリにおいては、免疫力も落ちちゃって、いろんなものが起きる。そういう言葉がつくわけですけど、更に子供たちは今、貧血が出てきてる。それからまた、ものすごく疲れやすくなってきてます。僕らはやっぱり怠け者だから、疲れやすくなっちゃうんですけど、そういう意味ではなくて、異常な疲れやすさで、現地では授業時間も短縮しているという、こういうようなことが、子供さんがずっと低線量の被曝を受けてるためか、結局はそういう軽度の汚染地に住んでいるということで、そういうことが起こるということ。
こういうことは、実は、まだ科学的に解明できてないという、事実はこうである。子供たちはそういう状況です。

それから、また周産期医療の問題です。
これは、実は、ここ10年ですけど、産婦人科の先生が、僕の呼んだ最初の女医さんが、早産とか未熟児が増えてる。非常に。それに、これは医学的に言いますと、子宮内の胎児の発育の遅延などで、当然生まれてくる子供は、低出生低体重児。こういう子供が増えておりますから、やっぱりそれをなんとか救わなければいけないということで、周産期医療に力を付けてもらうために、我々は向こうのドクターを長期において研修して、やってるわけです。
それ以外に、当然のことながら、発育悪いですから、体全体の発育が悪ければ、子供、ベビーに先天性の異常が出てくるわけです。
3人目のこの間、女医さんが帰るときにやっぱり話をした時に、今ベラルーシで、非常に出生前診断が厳しい。かなり強制的に診断されてる。

いずれにせよ、体の中にセシウムが蓄積してそれが何をするかというと、少なくとも、セシウムっていうのも、大体排泄されますから、循環もしますから、食べたものが排泄されたら、それで上から入ってこなければいいんですけれども、軽度の汚染地に住んでれば、常にそういう状況でもって、セシウムが入ってきますから、結局は、徐々にむしろ蓄積されていくんですね

彼女が言ってたのは、そこに住んでいる人たち、皆さんは、経済的に厳しいから、そこで取れたものを食べざるを得ないんですよ。子供たちもそうなんです。こういう状況が長く続いていると、結局はずっと持続的に放射線を内部被曝で浴びてますから、先ほど申し上げたようなことが起こりうるのではないか。ただし、これは、まだサイエンスとして、科学としては証明できないんです
だから、一番困っちゃってるんです。
その辺が、やっぱり
「判らなければ、それでいいじゃないか」
という人と、
「判らないからこそ、特に放射能の影響を受けるのは、判らなければ判らないほど、むしろある意味でオーバーかもしれないけど、もし自分がどうしても許されないということなら慎重にやるべきではないかな」
というふうに、分かれてるんです。
その辺が、私自身は昨日申し上げたように、
判らないからこそ、放射能の被害に関しては、より慎重であったほうがいいのではないかな
というふうに言ったわけです。
これはもう私、ずっと一貫して言っております。
この辺が一つの考えが違うわけです。






【私の感想】

今まで、がんについて心配してきたが、細胞に修復能力があるし、
がんにはリスクがいろいろあるということで、安心できた。

しかし、体の全体的な力の低下という点には、考えが及ばなかったです。

そして、汚染地帯に住んでいればいくら低い内部被曝でも積み重なっていくというのであれば、
やはり、福島の方には、一般の食品暫定基準をあてはめるのではなくて、限りなくゼロに近いものが届くように、そういう流通機構にするように、本腰を入れてやっていくよう、戦法を変えなくてはいけないのではないか。ということです。

これは菅谷市長が5月の時点からおっしゃっていた、
子供・若い女性にはできるだけ被曝していない物を。規制値云々ではなくて・・・と言っていたことと
まったく変わっていない。
給食に松本市がきちんと測って取り入れている有言実行にもつながっている。

でも、松本市よりも、もっと保護されるべきは、福島県東半分に住まう子供たちなのだから。

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