遺伝子や細胞を傷つける活性酸素を発生するのは、
「放射線だけ」とか「放射線が一番強力・悪質」とか思っている方へ。
宇野賀津子先生の「低線量放射線の生物への作用を検証する 
がんリスクと免疫の役割」
で勉強してください。
がんなどの病気、老化の素になったりする活性酸素を発生するのは、放射線もそうですが、タバコも肥満も紫外線も・・と、たくさんあるのです。

活性酸素というのは、体の「サビ」みたいなものらしい。
抗酸化食品とか、よく聞きますよね。あれはこのサビを取り除く働きをするんで、アンチエイジングとして注目されています。宇野先生はアンチエイジングの専門でもあります。(ご本人、当日赤い服をお召しになり、おいくつなんだろう?肌もつやつやして声もつやつや。アンチエイジングの見本のようなお方でした)

ある母親のサイトで、「タバコと放射能を比較するなんておかしい。だって我が子にタバコ吸わせる親がどこにいるの」って書いてありました。いやー感覚的にはそうですが、定量をたとえて具体化しているだけなのです。

例えば、たばこ1日20本吸って暮らすリスク
        =28μSv/hの場所で暮らすリスク
    たばこ1日20本吸う配偶者と暮らすリスク
        =7μSv/hの場所で暮らすリスク

つまり、宇野先生によると、こういうことです

「放射線が遺伝子の本体であるDNAにあたり遺伝子を傷つけるというのが、がんの始まりとしてとても恐れられています。実際は放射線が直接的に障害する場合もありますが、多くは体内の水分子に放射線が当たり、活性酸素が発生してそれにより、DNAが傷害するケースが大部分です。一方、通常は傷つけられたDNAは、すぐさま酵素により損傷部位が取り除かれ、修復されます。

実は、活性酸素は、私達の身体では日夜生成され、消去されているのです。また、紫外線や大気汚染物質、たばこは生体内で活性酸素を作りだし、DNAや細胞成分に損傷を与えるのです。
そういった意味では、放射線の害もタバコの害も多くの色々な変異原の作用も、対比して比較できるのです。」


◆勉強会では、放射線が直接DNAに傷をつける、というのではなく、水分子を介して活性酸素が発生してそれがDNAに作用するという考え方ですが、rethouseさんが「(水分子に当たるという)説明の方がわかりやすいので、そういう説明をしていくほうがいい」とおっしゃっていました。また、夜も「水分子を介してという説明が腑に落ちた」ということです。お二人とも科学的知識に明るいお方のようで、私にはあんまり違いはわかりませんでしたが、知識のある方にとっては、こういう詳しい説明がよいのだなと思いました。例えば、「医師といっても放射線の影響がわからない人もいる」というような事例に。

リスクは比べられる という点が重要だと思います。つまり、いくらセシウムの入っていない食べ物だけ食べて生きても、どうしようどうしようと心配ばかりしてストレスになっている方が、活性酸素をずっと発生させているのではない?ということです。
山下先生の「にこにこ笑っている人はがんにならない」・・・これはその通りだね、と口々に言い合いました。

◆参考「ストレスがたまると活性酸素が増える」→がんばりすぎとか、せっかちもよくないみたいですね。
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