福島の心の復興、1☆から順に書くところでしたが、ちょっと
進行形のこともあって、6☆を書きます。
昨年は、「絆」という言葉が氾濫した世の中でした。しかし、絆という言葉は、使われるごとに、震災関連の話も絆でうまくまとめようというあざとさも感じ、私としてはいまいち感でした。

なんで私がこの言葉あんまり好きになれないかっていうと(下の広域処理の記事でもわざと書きましたが)絆って抽象的だからです。あとなんか悲壮感が漂っていませんか。西洋語を直訳したような言葉というか。あくまで私の感覚なんですけれど。

3月10日に「ご縁玉」という映画を福島にて観たから、余計感じました。絆と縁、同じ糸へんなのに何が違うかっていうと、「ご縁があった」というのは、具体的で、そして、そんなたいそうなものじゃない軽いあっさりしたもの ってことだと私には思えます。絆の方が高尚で、大きな広がりがあるのかもしんないですよ。でも、縁ていったら、あくまでも自分とだれか、自分と何かっていう、超個人的で狭くて、そして「偶然」みたいな明るい軽いものという気がするのです。ほんの、ちょっとしたこと。

ここまで書いていたら、この台風並みの暴風雨の中、その「ご縁玉」福島上映のきっかけとなった大分のアカペラさんからお手紙が届きました。いや~なんたる偶然。(ほんとです!!)これは転載するしかないですネ
(アカペラさん。借りるね)

先日は福島にて大変お世話になりました。温泉感謝!です。まさかこんなに早く福島で「ご縁玉」を上映できるとは思っていませんでした。すべては私のブログにコメントをいただいたことが「はじまり」です。こういう形でご縁玉という映画を通じて、江口監督やいろんな方とのご縁が広がることに、この映画の本質があると思っています。福島にはまたいずれ行きたいと思っていますし、少しでも早く原発事故の収束の日が来る日を心より祈念いたします。(略)

※横ですが、温泉のところを解説しますがね
放射線技師のアカペラさんは、10日の夜の会議を6時で鹿児島を出て飛行機とバスで早朝5時半に福島駅に到着されました。それからお迎えし、飯坂温泉波来湯にお連れしまして=(※実は私もアカペラさんが入っている間に、た~だ外で待っているのはもったいない←私は無類の温泉好き なので、自分もあわよくば入らんと思い、入浴券もお風呂の道具も持っていったんですが~~~アカペラさんが「10分ぐらいで、十分です」っていうのでええっ!!!それは無理・・と、断念したんです)


ブログで、アカペラさんとの交流が始まって、がん患者支援イベントでの福島産品テント村開催から、yさんとの交流に広がり、あのバイタリティーあふれるyさんが、ぜひその命の映画「ご縁玉」を上映したい!。。。と。yさんのハートに火が付き、動き出し、実現となりました。

もうほんとにた~またまの偶然(と、それを取り巻く人々の熱い気持ち)が重なって、映画が上映できてしまうという、それがまさに「ご縁」の力であり、映画の中身も、たまたまフランス旅行中に知り合った青年が、主人公の最期、癒したいとやってくる「ご縁」の力を描いていました。。。。

そして、この映画の監督の江口さんとアカペラさんは、3月11日、yさんの案内で南相馬や相馬の方にでかけます。そして、江口監督は、警戒区域の近くで、除染を担当している現場監督さんに偶然出会って、もうカメラ回し始めたそうです。

江口監督はフランスから、この福島ご縁玉プロジェクトのほかに、各地の城を撮るという仕事もあり、福島のあとに全国を回ってフランスに帰る予定だったのですが、福島に魅せられて、きのう、4月2日、福島に舞い戻ってこられ、2週間ほど滞在するそうです。それも、yさんの、浪江から福島に避難されている方のお宅や、また、その除染監督さんのお家など、まさに初めて会った方のお宅にお世話になるとのことです。これもなんてすごいご縁なんだろうと感心するばかりです。

こういうのを絆っていう言葉は重くて、また全体主義すぎて、言えません。もっと偶然というか個人的なたまたまの出会い・・・ご縁が実は人々の心を動かすことが大きいのではないでしょうか。

私が、このたび3月9日の勉強会に参加したのも、ブログを書いていたからこそです。ブログを書いていなければご縁のなかった方々と出会うことができ、貴重な意見を聞くことができたのは、まさに「ご縁」だなぁと思うのです。

今回知り合いになった方とメールでやりとりとしたときに、はからずもこんな言葉が書いてありました。

勉強会では早々においとましてしまい、ゆっくりお話できませんでしたが、また機会があればお会いしたいですね。せっかくのご縁ですもの。この1年でしみじみと思うのはご縁というのは必ず意味があって訪れるものだということです。いいことも悪いこともすべてご縁と考え、大切にしていきたいと思っています。それまでいろんなことを粗相にしてきた反省をこめてそう思っています。

いいことも悪いこともすべてご縁。
ご縁は意味があって訪れるもの。

ほんとうですね。

福島のいいことも悪いことも、これまでの積み重ねであり、理由があったものであり、そしてそれから逃げないで、大事にして丁寧に生きていくこと、それが復興元年なのかなぁって思います。

・・・ということで、江口監督は、花見山を撮るそうです!yさんが、今年の花が遅くて心配って言っていましたが、どうでしょう。この嵐が終わったら春となるでしょうか。明日から撮影開始かな・・・。ぜひすばらしい福島を、花見山を、美しさとけなげさを撮っていただき、世界に発信していただきましょう!福島発の映画は、福島の方々へも大きな力になることと存じます。楽しみにしています。



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