昨晩のクローズアップ現代は、規制値が厳しくなり、
イオンなどゼロベクレルを目指す流通業者が被災地の生産者を
窮地に追いやっているというテーマで、安斎育郎先生が出演されました、あいかわらず笑顔なく眉間には縦しわ、苦虫をかみつぶしたようなお顔ですが、それがさまになるのは、なぜでしょうか・・・今の世の中を憂えているということを全身であらわしているように私が感じるからか・・・

そのわりには「社会全体が放射線被曝はなるべく低い方がいいというのはよいこと」ともおっしゃっています。それはもちろん放射線防護の基本姿勢ですが、例えばそこだけ見た人は「低い方がいいんだ」って思ってしまうかもとちょっと、気になりました。もちろん、そういうことではないとはわかっているのですが。

「この人、この『家族で語る食卓の放射能汚染』ていう本を書いた人だよ!」といいながら子供と見ました。(子供はこういうテレビの中の世界と自分の家庭がつながっていると思うと集中します)

そして、食品規制値が4月から低くなり、また、コープとかイオンとか流通業者が自主的にその規制値とゼロの間の数値を計測して表示するような動きもおきているという映像が流れます。

しかし、岩手県岩泉町の「モーとんふぁみりー」では、パック詰めしたハンバーグやソーセージに「この商品は6bq/kg」と正直に表示をしたら、4割が売れ残っている状態だという・・・。

代表者の方が、「正直に数値を出すことがいいと思ってやったのに、それが逆に敬遠されてしまうと・・・表示をしないほうがいいのではということになってしまう」と、目を潤ませながら話していました・・・「毎日30個このハンバーグを食べて1年間過ごしてやっと1mSvだっていうのに・・」

ここで、我が家の豚児4匹は即座に反応
「1日30個!!」「そんなに食べられないよ~~」「でもこれうまそうだよ。絶対にうまいよ。これ。」「おかあさん、これ買おうよ。早く売らないと廃棄処分ていってたよ」「普通ならうちはこうゆう高級品は食えないよね。安くなんないかな」「でも1日30個は食べらんないよ、おかあさん、どうする」「それはだから違うって」・・・

私が思うに、こういう「無添加食品」「手づくり食品」を買う人は、
1)金もち
2)エコ

と決まっている(うちには縁がない)

そういう人はえてしてゼロベクレルを求める人と重なる場合もある。いや「多い」といってもいいかもしれぬ。

こういう生産者の方は、嘘偽りなく作ろうと思って、それを信条でやってきている。それに自信を持っている。だから、売れなかったことに加え、今までの消費者に裏切られた感も大きいのではないかと思う。ほんとうに見ていてつらくなります・・・

安斎先生の眉間もしわが深くなろうというものです。
「社会の混乱をあらわしている」

メモしたんですが酔っぱらっていて何書いてあるかわからない・・・
(昨日は 北からの吉の川酒造の「吉の川純米酒」)

「安心は、それを信じられるかということです。」
「ふだんから食事でK40は摂取しているし、もともと身体の中には大人なら3000~4000ベクレルの放射能があるのですから」
「産地で避けるのではなく、実態で考えていくべきだ」
「そういう食品を避ける自由もある。しかし、避けるのは非理性的だと批判するのも自由だ」
「放射線に関する知識、どう認識し理解するかという放射能(ここだけ「能」なのね)リテラシーの問題。学習の機会を設けるべきだ」
「たとえ規制値を超えても、何回か測ってみること。それから日をおいてまた測ってみることが必要」

ゼロベクレルを追求することは被災地の生産者を追い詰めることであるということをだれもが知ってほしいものです。

もートンふぁみりー、がんばれ!そのうち注文します。
http://www.protoscience.co.jp/iwashin/mooton/
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