燃えカス(核のごみ)問題があるので、
どうも、原子力推進には疑念がある・・・・これは
原発事故以前からの私の「感覚的な」ものです。やっぱり(トイレなきマンション)というのはどうなんだということは、福島人としてずーっと保持しています。でも、考えてもしょうがないもんなという、問題の先送りで、3.11を迎え、今に至ります。

ですので、私の、原子力への疑念は、多くの方が動機とする「いったん、過酷事故が起こると大変だから」だけではありません。一番根っこの部分は、事故以前から持っていた疑念、ほぼゼロのものにしろ、低レベルにしろ、高レベルにしろ、原子力が絡むと、廃棄物の問題が解決されないということなのです。

恐らく、その出発点の違いが、現在脱原発派の方からも不信の目を向けられ(福島のつらさがわからないから脱原発を言えないんだろうと言われること)、推進派の方からも不信の目を向けられ(核廃棄物も処理できるし、新しい原子力技術も開発されていると言われること)る、私の今の状況なのだと思います。




またも、カタログハウスから通販生活夏号が届きました。
山下先生を福島の母親が糾弾し、結論として「山下先生や、医大だけに任せておけない」という結論付けやなんかはなんだかなという気持ちです。あとは、自治体首長の脱原発度数をアンケートしています。ウエブページで見られるそうです。こちらからごらんください。5月1日から今号更新みたいです。

本を入れている袋に、こんな質問がありました、
「3.11以後の原発報道で、一番頼りにしている新聞を一紙あげてください」

東京新聞25人
愛川欽也、池田香代子、池田清彦(早大教授)、いとうせいこう、小熊英二(慶応大教授)、小沢昭一、落合敬子、金子勝(慶応大教授)、金平茂紀(TBS報道特集キャスター)、鎌仲ひとみ(映像作家)、香山リカ、神林広恵(ライター)、金田一秀穂(杏林大教授)、玄侑宗久、後藤正志(大学非常勤講師)、佐高信、鈴木邦男(一水会顧問)、高橋章子(エッセイスト)、田中優子(法政大教授)、中沢新一、中島岳志(北海道大准教授)、広河隆一、森まゆみ、山口二郎(政治学者)、山田太一

朝日8人
枝広淳子(幸せ経済研究所所長)、小田豊二(聞き書き作家)、倉田真由美、佐藤優、菅谷昭、土井香苗(弁護士)、東国原英夫、本橋成一(映画監督)

産経新聞1人
森永卓郎

毎日新聞1人
松崎菊也

地方紙他4人
大林宣彦 新潟日報
鎌田實 信濃毎日
武田邦彦 北海道新聞
溝口淳 しんぶん赤旗

その他、「読み比べていないから1紙だけあげられない」「多くの情報に接して考えるべきなので、一紙だけはあげられない」
内舘牧子、江川紹子、大宅映子、岸本葉子(作家)、小室等(ミュージシャン)、澤昭裕(国際環境経済研究所所長)、松本侑子、やくみつる、吉岡忍(ノンフィクション作家)




◆この号の76ページに、元京大原子炉実験所講師の小林圭三氏の文章がありました。それによると
「もんじゅは核燃料増殖のために、核分裂しにくい高速の中性子で核分裂させようと、プルトニウムの燃料棒をぎゅうぎゅうに詰めている。だからトラブルが起きると核分裂反応が暴走しやすく大事故につながる」ということです。

先日、こちらで、コメント欄で、「もんじゅの実用性は高い」と言われ、燃えカスの処理方法がないのは間違いと明確に否定していただきましたが、この先生の言っていることについてはどうお考えなのか知りたいと思いました。あと、できれば、福島の方もごらんになるので、公開で書いていただければと思います。というより、福島の方に、推進の意見を、知ってもらいたいという気持ちが私には大きいです。私が理解するだけでは意味がないんです。原発の被害をまともに受けられた方が理解されることが大事なのですから。

◆また、原発依存を脱却するのに関しては、不安がいろいろあるのですが、その一つに、福島の廃炉をきちんとしてくれるか=廃炉技術を追求する十分な人や、お金は回ってくるのかということです。脱原発は、確かに大きな目で見て望ましいことでしょう。しかし、そうなったら、若者は原子力を志すのだろうか?チェルノブイリの事故のあと、大学は、「原子力」という名前を外したところもあると聞きました。

私が一番大事だと思っているのは、今の福島第一原子力発電所事故をおさめることなのです。

まずは、ここをとめないとなりません。

新エネルギーだとか、新しい原子力技術があるとか、それはすべて福島にとっては総論にすぎないという気がしています。各論、福島のエネルギー施策上での失敗を踏まえた上での議論を私は聞きたいと思います。
だから、前ばかりを向いていたり、脱原発を推し進めることは、福島を見ないことにする・・と、表裏一体になっているような不安がぬぐえない。

未知の技術追求と、ズタズタの惨状をゼロに戻すこと、。。。前者が育児、後者が介護みたいなもんだと言ったらなんとなく伝わるか。


◆そして、核廃棄物の問題を考えることは、それ以前、津波おける被災財の、放射線不安に関する問題と直結しているのに、まったく、通販生活には議論がない。あんな放射性物質微量に微量の低レベルの震災廃棄物で(多くは)脱原発の人たちが中心となり、何も進まない現状についての問題が何もない(まだざっとしか見ていないけどたぶんなかった)

福島市では・・・今年も側溝の処理ができないっていう、そういう問題が立ちはだかっているのに。常識が違いすぎる。本当に福島を思ってたら、処分場の問題をとりあげてよ!

だから、この通販生活の表紙も「放射能汚染に苦しむ福島の母子なおざりで原発稼働に熱心なこの国のおかしさ」というえっらそーな見出しを真ん中に持ってきているけれど、おい、そのことばけえしてやっつぉ、カタログハウスよ「事故収束と、低レベル廃棄物処理と懸命に戦っている福島の現場なおざりで、「脱原発」に依存するカタログハウスのおかしさ」


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