水道水のホルムアルデヒドの騒ぎは、ピーク過ぎたでしょうか、
それにしても、あれも原発事故と結びつける意見などがあり、
ため息しか出ませんでしたが。

あれでこれほど大騒ぎしていますが、中国の野菜について、比較にならないぐらいオソロシイということが書いてありましたので、ご紹介。

ログインしないと見られない方のために、抜粋しますと

【1】白菜は中国の主要な経済作物であり、庶民が最も長い期間食べる野菜である。山東省青州市は春に収穫される「春物白菜」の産地として知られている。その青州市の中でも東夏鎮は隣接する寿光市の影響を受けた野菜の産地であり、特に春物白菜と有機栽培の生姜の生産では名高い。

【2】東夏鎮の春物白菜は主として北京市、河南省、河北省、内蒙古自治区、山西省などへトラックで運ばれるが、4~5月は気温が高く、この頃の白菜は積み上げておくと腐りやすいため、長距離輸送には適さない。

【3】そこで考えられたのが“保鮮剤(鮮度を保つ薬品)”として“甲醛溶液(ホルマリン)”を噴霧することだった。農民から白菜を買いつけた仲買人たちは、白菜にホルマリンを噴霧してからトラックに積み込んで仕向け地へと出荷する。仲買人によれば、東夏鎮から北京市に隣接する河北省“廊坊市”へ輸送するとトラックで10時間かかるが、もしホルマリンを噴霧しなければ、白菜の根切りした部分が赤くなるのだという。廊坊市に到着しても販売するまでにはさらに時間がかかるので、到着した日に売れなければ、翌日は大部分が腐り、損失は大きなものとなる。このため、廊坊市の野菜商人が白菜へのホルマリン噴霧を要求するのだという。地元の農民によれば、白菜は単独なら風通しさえよければ、10日間ほどは鮮度を保つが、積み上げると容易に熱を発して2~3日で腐ってしまうのだという。

【4】白菜へのホルマリン噴霧は3~4年前から秘密の奥義として存在し、東夏鎮のみならず、青州市や寿光市でも密かに行われている。ところが、ホルマリンの危険性やホルマリン白菜を食べることによる人体への影響についてはほとんど認識されておらず、青州市や寿光市の役人や栽培農家も大多数が知らないと表明した。

【5】一方、最近では広東省の広州市や新疆ウイグル自治区まで白菜を輸送するようになっているが、このような遠隔地だとホルマリン噴霧では鮮度を保つことができないので、保冷車を使わざるを得ない状況も生まれている。しかし、零細な農民や仲買人は保冷設備もなければ、保冷車など手配することはできず、依然としてホルマリン噴霧に頼っている。

【6】青州市農業局によれば、白菜に対する農薬検査は抜き取りベースで厳格に行われているが、保鮮剤に対しては検査基準がないため、全く行われていない。また、仲買人が農民から買い取った白菜にホルマリン噴霧を行っても、これを検査する術がないのが実情であるという。なお、保鮮剤としてホルマリンを噴霧しているものには、白菜以外にヤマイモ、キノコなどがあるという。

 ところが、問題は白菜だけではなかった。5月15日付の「新華報業ネット」がホルマリン白菜に関する記事の中で報じたところによれば、東夏鎮では特産品の有機栽培生姜の保存に禁止農薬である殺虫剤の“敵敵畏(ジクロルボス)”と“六六粉(BHC、化学式:C6H6Cl6)”を使っているというのである。その概要は以下の通り。

(1)生姜は9月に収穫するが、新生姜を出荷する10月頃の市場価格は比較的低いので、新生姜は毎年地下の穴蔵に半年ほど貯蔵してから市場へ出荷すると好い値で売れる。新生姜の時期に市場へ出せば1斤(500グラム)当たり3毛(約4円)でしか売れず、原価も回収できないが、半年貯蔵して出荷すると1~2元(13~26円)で売れるので利益が出る。

(2)穴蔵で貯蔵する際には生姜の鮮度を保つため、禁止農薬であるジクロルボスとBHCを使う。これらの農薬は農業資材店では売られていないが、闇の業者が夜間密かに売りに来る。穴蔵に生姜を入れたら、穴蔵の内壁に沿ってジクロルボスを撒き、二層に積んだ生姜にBHCの粉を振りかける。これで防虫することによって半年後に鮮度を保った生姜を市場へ出荷することができる。

(3)この防虫用農薬の価格は、ジクロルボスが1瓶10元(約130円)前後、BHCが150キログラムで300元(約3900円)であるが、2.5トンの生姜に前者が20瓶、後者が150キログラムあれば十分なので、費用の合計は500元(約6500円)にしかならず、コスト全体に占める割合は微々たるものでしかない。これらの農薬は使用が禁止されているが、これらなしでは生姜の鮮度を保つことはできない。一方、地元の農民に農薬使用による人体への影響を尋ねたら、「洗えば大丈夫、我が家でも穴蔵で貯蔵した生姜を洗って食べている」との回答を得た。

 ホルマリンを噴霧された白菜とBHCを振りかけられた生姜、いずれにせよ、これらを食べて人体に影響が出ないという保証はどこにもない。しかし、中国ではこれら保鮮剤を取り締まる基準がいまだにないのが実情であり、受け身の対応しかできない庶民は調理前にひたすら洗い流す以外に方法がないのである。筆者も10年以上前の広州駐在時代は単身赴任で、近所の屋外市場で野菜を買って来る自炊生活を送ったが、過剰に使われていると言われる農薬への恐怖から野菜は入念に水洗いしてから鍋で数分間煮沸し、その上で調理したものだった。今なお上述した状況であることを思うと、中国で野菜を安心して食べられる日は一体いつになったら来るのかと悲観的にならざるを得ない。




福島方面の野菜など食材を避けて、不思議な液体漬けの数々の中国野菜を積極的に摂取するのは、はたしてどうでしょうね・・・。
そっちの方がリスクが高いのではないでしょうか。

あんなに騒いだギョーザ事件、あれ、解決したとも言えないというのに。





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