今度は、不安だ不安だという人の側を
弁護する立場で書きます。
②で発信者に必要なこと
③で受け手もバラバラなこと

を書いてきたのですが、

「リスク・コミュニケーションが機能しないのは、受け手の問題」として切り捨ててしまう傾向になってきているのを私は心配しています。

私自身、10年前の乳幼児抱えて、社会と隔絶された中にいたら、一歩間違えれば、そういう「切り捨てられる」受け手に入っていたかもしれないと思います。
というのも、私は論理に対して強くなく、情報を見ても、細かく詳しい経過とかデータは読み飛ばし、「だから、結局どういうことがいいたいの」「だから結局いいの悪いの。それだけわかればいいんです。あなたのことは信頼しているんだから」という姿勢が自分の基本にあるからです。私は自分で考える派だとは言えないんです。えらそうに、ブログは書いていますが、だからこのごろ、「デマ出たって、絶対だれかが論破してくれっから、もう書がなくていーべは~」って態度だったんです。


だいたい、科学者の方々のデマ反証記事は、怒りが行間から伝わってきます。(いや、私も怒るが)「どうして勉強しないんだ」と思っておられることでしょう。

私もいろいろ人にすぐ聞きますけど、「人にばっか聞かないで、ちゃんと自分の書いたの読めって思ってる人はたくさんいるだろうな」と青くなることはあります。いつも、夫に、パソコンとか携帯とかわからんことを聞くと「マニュアル読んでから聞け」って怒られます。

だけど、あんなマニュアルなんて、数字や論理に強い頭いい人がつくってんだから、わかんない人用に出来てないんですよ。作る側が、「たくさん説明して網羅することがベスト」と思っており、それが数学嫌いな私のような人にはかえってわかりにくくなっているということは、思いつかないんだろうと思います。

だから電化製品が・・・携帯のマニュアルなんかどこ見ればいいか全くわけわからんことになっていくんです@@

つまりは、世の中にはいろんな人がいるということを科学者の人もわかってほしいということです。わかりやすく伝えるのは、他の方に任せて・・と言っていたら、いつまでも科学の良さや大事さは伝わらないのではないでしょうか。それすなわち、「あなたの説明ではわからないような人も、たくさんいるんですよ」ということ。そして、そういう人たちが、科学者のヒトよりも劣っているというところばかりでは、ありませんよね。当然ながら。

夫が、初期のころ、「武田邦彦なんてやつを信じるのはあんたぐらい(の、アホ)だよ」って言いました。あれほど多くの人が彼を支持したのに。夫の読みは全く外れているということ。
この一例をとっても、論理的思考の方は、ああいう主張が受け入れられる理由がわからないのではないかと思っています。




学習院大学の田崎先生が173ページに及ぶ無料本を公開中です。

私もざっと、かなり読み飛ばしてますが、気になるところをこのブログにコピペして下書きに入れてます。参考までにそのうち公開にしますが、それでもかなりのボリュームです。この田崎先生の文章、すんばらしいし、ありがたいのです。ただ、「中学生にも読める」ということですが・・・、それは中学生を買いかぶりすぎでは?と思ってしまいました。(私って中学生未満か・・って思ってしまいましたよ。難しくて)

前に汐の香さんと、「今は、なかなか長文を読まない、文章を読めない人が多い。画像とか映像とか漫画とかそういう手段でみんなに広く知らせてくれる人がいたらいいのにね」ということを話したことがあります。だれかそういう、右脳に働きかける表現者が出てこないかなーと思います。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://leika7kgb.blog114.fc2.com/tb.php/788-67256a1f