しかし今は便利な世の中で、もうまとめがでておりまして、あ、こちらもありますね。(後ろがいろんな方のツイートのまとめになっていて写真もありますね)で、そちらを全部見ていただけるとばっちりだと思いますが、私は自分用に特筆すべき点をまとめようと思います。

早野先生の前段(震災前~震災・震災後の活動について)は、前に松本講演で聞きほぼ既出だったためにカットしました。そこも大事なことが入っていますので、上の参照先でご覧くださいね。

早野先生講演

チェルノブイリでは、土壌汚染と外部被ばく、内部被ばくはほぼ比例するといわれています。ここ最近わかってきたのは、「福島の状況はチェルノブイリとはかなり違う(らしい)」ということ。10ベクレルなら気にしなくて食べる人?の質問で殆どの人が挙手。「東京でやったらこうはいかない。」

牛乳について。福島の牛乳。セシウム殆ど出ていない。早野先生小学校で一緒に給食を食べた。殆ど県外の食材を使用。検査を開始した。文科省の予算不足。保育園、保育所の検査費用は早野先生の自腹。(←イイの?)

WBC問題。ツイッターやっていたおかげで、福島県内のお医者さんから相談のメール。8月に福島医大の宮崎先生から。11月に南相馬市立総合病院の坪倉先生から。坪倉先生とともに現場へ。足繁く福島県に通うことに。(これもプロメテウスの罠に…)

◆問題。現在WBCでヨウ素131の有無がわかる?→×。半減期8日。最初の時点で放出は止まった。南相馬で7月以降始めたWBCではヨウ素131が見えた方はいない。
◆質問。今幼児をWBC検査して昨年3月のセシウム吸入の有無がわかる?→×。子どもの実効半減期は早い。11月くらいまでには体内に吸入時のセシウムはほとんどない。大人だと少し分かる人がいるが。
◆問題。WBCでストロンチウムの有無は分かる?→×。セシウムはβ線も出すが、体から出ていかない。γ線だけ出ていって測れる。ストロンチウムはγ線を出さない。だからWBCでは見えない。
◆問題。この部屋の中でα線被ばくをしている?(半々くらい…)→これま○。ラドン。地球を構成する物質ウランの崩壊の途中にあるもの。希ガス。空中を必ず舞っていて、我々の肺に入る。量が多いと問題
◆問題:WBCを同じ人に2回やって、同じ数字になるか?→×。ならない。神のサイコロ。2分間の測定中に何個のセシウムが崩壊するのか?実はわからない。揺らぐ。体重計がこんなに動いたら困るが、放射能とはこういうもの
◆問題。毎日10Bqずつ食べたら1年で3650Bq蓄積?→×。尿に出るためすべてが蓄積はしない。5才児は検出限界(300Bq/body)くらいになる。大人は1000Bq/bodyを越える。年齢によって蓄積量が異なる。食べる量、出る量が釣り合う。平衡になったところで10Bq食べると8Bqくらい尿に出る。全員が同じ食事を食べている家庭でWBCをやった場合、見えやすいのは大人

様々なデータ。食品由来の内部被ばくのリスクは少ないことがわかってきた。陰膳検査(コープふくしま)の結果。100家庭中10家庭から検出。有限値検出も5Bq/kg未満。一家庭のみ12Bq/kg。

WBCではどうか。南相馬の結果。23年9月~24年3月。事故後10年程度のチェルノブイリ周辺と比較。この頃のチェルノブイリの内部被ばくより少ない。しかし油断は禁物。イノシシはすごく内部被ばく。これを食べれば被ばくするし、イノシシの食べるものを食べればそうなる

チェルノブイリでは10年後に内部被ばくが増えた。福島ではそうならないと思うが、注意は必要。ひらた中央病院のデータ。23年10月~24年4月。月ごとに検出数、検出率の低下と、体内濃度自体の低下も確認できる。

首都圏なら1Bqたりと食べないことは可能だろう。しかし福島県内では微量な摂取で、WBCで有限値が出ることはあり得る。リスクが高いのは1.未検査の農作物、2.主食の汚染(継続した摂取のため)。福島市の持ち込み検査(米)→NDがほとんどだが20~50Bq/kgも存在

原発事故前にもセシウムが含まれた食事をしている。1964年、日常食に4Bq/day。尿からも約4Bq/L排泄。1964年のWBC550Bqくらい。これらはすべて計算上合致する。現在の福島ではこれらより平均値として遙かに低い。

◆問題。福島県のリスクは外部被ばくの方が高い?→○。普通に生活をして大きな内部被ばくをするのは困難。しかし外部被ばくで1mSvを越える方はおられる。相対的にみて外部被ばくの方にリスクが高い。折角測ったのなら高い方から処置を。

幸運、規制、測定、生産者の努力。これらが揃って、幸いなことに内部被ばくが想定より少ない、といえる。ここ数ヶ月で、なんとか言えるようになってきた。以上

◆質問。原田:農水省。畜産関係の仕事。【1】病院ごとのデータみたが、福島全体はどうなっているのか?【2】新しいデータを世界に発信するには?
【1】→福島県内の状況。悩ましい。福島県HPで検査結果が公表。1mSv以下がほぼすべてになることはわかる。それと今日の南相馬、ひらたのデータはリンクされていない。多くの施設、3万人くらい。これは別な統計。不思議な状況。これは様々経緯もある。現場の苦労もある。どこかで統一的なデータベース構築が必要。ことあるごとに関係者にお願い。まだなかなか難しいが、作るべき。
【2】→WHOの中間レポートが目を覆いたくなる。誇張された悪い数字。現実を無視。個人的には日本政府を代表していないが、再来週WHOでお話しをしてくる。外国プレスに積極的な情報発信の必要性を感じている。

◆「安心を伝える為にNDをどう伝えたらいいか?」「グラフでみて盛り上がってるかどうか。もうほとんどもりあがってない。見えない。これはND。もっとやれば見えるかもしれない。でもそんなのを気にしなくてもいい。そんな値。その位の感覚はNDだと思ってもらえればいい。」

◆「WBC今のウィークポイントなのは、金?人?」「人材。WBCの値を説明したりするコミュにケータが少ない。」

◆「宮城県。心配している人は多い。どうすればいいか?」「福島以外の心配な県。宮城県はリスクなしと決めた。市のレベルで始めた。覆すの難しい。データは測って出せばいい。リーダーシップと住民の決意必要。」

◆「バス型のWBC。バックグランドに隠れて計測できないのでは?」「鳥取(?)から借りたのは厳しかった。苦労して遮蔽した。今福島県内で運用されているものでは問題はない。具体例で懸念あれば個人的に相談してください。」

◆「天然のカリウム13億年半減期長い。安定している。なぜγ線をそれでも出すのか?」「野尻先生助けてー!www」「(黒猫野尻先生)宇宙の歴史の中では短い。各の原子核都合。」「後でじっくり野尻先生に聞いてw
→斗ヶ沢さん:カリウム40の問題。成人の体内に4000Bqのカリウム40。たくさんあるから13億年の半減期でも量が多いし、なかなか減らない、でどう?>OK!(by 早野)ジャーナリストには勝てない!
他の方のツイート:K40は自然界にたくさんあるので、線量だけ測ったのでは他の核種はこれに埋もれてしまうほど少量。ただし元素によって特定の臓器への蓄積されやすさが違うので、その点には注意が必要。
また別の方:カリウムは体内に大量にあり,そのうち0.01%がK-40だから。同じベクレル数で半減期が短いものは,もっともっと微量しかない



第2部:野尻先生「放射能汚染と私たちの健康」

野尻先生「東京あたりでは内部被曝を心配している人が多い。今回はセシウムの話をする。日本ではストロンチウムもほとんどでていない。」 他に人工のもの、天然のもの。

原子核。セシウム137。β線(電子)が出る遅い反応(半減期を決めている)→バリウムに変化。β線を出したあと、原子核はごちゃごちゃになっちゃうので整理のためγ線が直後に出る。不安定な原子は階段の上段にいるため安定しない、そのため放射線をだし階段を降りる必要がある

γ線について。放射性物質があってγ線を出す。自分達を貫通して悪さをする、という質問→間違い。○貫通したγ線は無害、○物質に当たり消えてor方向を変えてβ線になって影響、○内部でも外部でも体にβ線のエネルギーが吸収されるのは同じ、○内部も外部もSvに直せば同じ

※ただし内部外部が同じというのは、内部に核種がある場合に体内分布に極端な濃淡がないとき

ミクロから見た内部被ばくと外部被ばく:一つのイオンの崩壊は一回だけ。体内のβ線の出方では、外部も内部も区別できない。内部被ばくの場合、体内の放射能が一点から放射線を出し続ける→近くなるほど線量が強い、というのは明らかな間違い。

野尻先生「γ線は人体の中で飛び散るイメージ。カリウムもセシウムも出す線は変わらない。γ線を止める能力はほぼ物質量できまる。(具体値は省略。)放射線を遮蔽する魔法のシートは存在しない。だまされない!買わない!(笑)」

プール学習:プールサイドで見ているより、泳いでいた方が線量が少ないです。水の中の方が遮蔽される。こういうことを学んでいくことが重要かな、と

航空機マップ。高いところがある。しかし屋外か屋内かで極端に異なる。ガラスバッジの調査。思っていたよりも低かった。福島市、二本松市→年間3mSvくらいの方が若干。相馬市→前2市より若干低め。二本松市でバッジ線量が高かった方の測定状況:詳細な検討が公開されている。学校は除染されて低いが、お家の中が高かった方が相対的な高い。特に寝る場所。1日8時間。自分の家の中の行動を変える(線量が少ないところで長時間過ごす)ことで減らせる可能性。

Cs-134と137がどのように減っていくか。23年3月を1として今3/4くらい。今はペースよく減っている。初期の134の寄与は137の倍。3年で線量は半分。今2mSvの場所→2年後には1mSvを切る。今4mSv→あと8年で1mSv、今7mSv→1mSvに戻るのに30年

二本松は真剣にやっている。市町村によって対応がちがう。行政機関に訴える必要。
除線して5mSV以上になるなら、訴えていく方がよい。(やはり少なくなるまで時間がかかる)合意形成の為には精密な被曝量の調査が必要。高い被曝量を減らす為にどうしていくか。全段より高い所を減らすべき

ここまで物理。ここからは「セシウムの化学と生物」。
原子は風船みたい。真ん中のちょっとだけ原子核。性質としては周りの電子の形成が重要。セシウムは一番イオンになりやすい。セシウムはすべての原子の中で一番大きい。中がマイナスの分子の籠にすっぽり収まる。

化学的性質を考えるときは、原子核を考えるのでなく、周りを回っている電子の状況を考える。籠の話。カリウムよりセシウムの方が直径が大きいので、よりすっぽりと籠の中に収まるようになる。つまり収まりがよい。すなわちゼオライト、バーミキュライトに化学的に吸着「されやすい」

ゼオライトすごい。1gに対して繰り返し吸着で140mg。セシウムさんがすごく収まりがいい。嵌まったら抜けない。SiO4^4-(バーミキュライト):これも嵌まったら抜けない。これがすごく重要。

セシウムと生物。生物は体の中にイオンを溜め込むことが必要(神経伝達、筋肉収縮…電圧の差を利用)。細胞内にはKが多い。外には少ない。KとCsは積極的に生物は区別していない。体はイオンが来たら取り込む性質がある。イオン濃度は決まってないと困る。

Na-Kポンプ。体の全エネルギーの1/3は、このポンプを動かすことに使われている。Kは細胞の中に、Naは細胞の外に。カリウムチャンネルは細胞内のイオンを排出して濃度の調整を行っている。Kはだだもれ。

カリウムとセシウムの通り道は似ていて、とてもセシウムにとって都合がよい。居心地がよい。ナトリウムは穴が大きすぎてしっくりこない。カリウムは通ってナトリウムは通りにくい。セシウムはカリウムよりちょっと大きいので通りやすい。

イオンは体の中で常に動いていないと生物は生きていけない。つまり生物除染はできないよ、ということ。土の中では無機物としてセシウムは固定されている。しかし生物の中に入ったらイオンとして循環することになってしまう。生物が利用しやすくなってしまう。

焼却灰。薪の燃えかすなどは肥料として撒く。これはカリウムの肥料として撒く。つまりセシウムもイオンとして取り込みやすい状況になってしまう。灰の中、有機物の中のセシウムは人間が取り込みやすい状況を作ってしまう。

除染。セシウムと土の化学的結着は強固であり線量を下げるには付着している物ごと取らないといけない。イオンとして存在する(生物内)セシウムは注意、有機物の流れ込む場所に気を付ける。粘土鉱物を除去した土は追加汚染に弱いかもしれない。無機じゃないセシウムは厳密な管理を。

食品測定と体の測定(WBC・尿検査)の「心の違い」。食品は食べないことが出来るが、体は捨てられない。どういう意味があるかを説明できないと難しくなる。WBCは体重計ではない

WBCでセシウムが体にない人を測る。半分はマイナス。半分がプラスの値。95%CLをNDとすると、100人測ると3人は「セシウムがある」と言ってしまう可能性がある。セシウムおみくじ。誰かが当たりを引いてしまう(本当はセシウムがない)。

逆に、ちょっとセシウムがある人を測った場合、わずかに「ND」になる可能性がある。NDギリギリで有限値が出たとしても、自分の中に本当にセシウムがあるかないかはわからない。測定の健全性。測定全体の分布を見せて欲しい

農協からの立場の話もあるので、「生産者からみた放射能問題」話す(時間不足)放射性測定のジレンマ。検出されたら使わないという軋轢。結構でているのもある国産小麦50Bq/kgがある。検出限度があがればいいのか。

理想的な食品検査とは?より多く食べる食材に対して傾斜をかけるべき。福島かつより多く食べるものに検査のウェイトを。何がセシウム摂取のもとになっているのか?今は牛肉ばかり測っている。全頭。そろそろ戦略的に考えなくては。本来行政がやらなきゃだが研究が足りないのでは 。
他の方のツイート: 超同意。値が下がった今でもいつまでも牛肉とコメばっかはかってんじゃないよと。

柿、リンゴ、そこそこ出る。果実類。こういったものを周知。自家消費も含めて測っていく。今年の測定。去年高かったものの変化に注目。高かったものを積極的に測っていく。1年目と2年目で変わってくるのではないか。測定データはわかりやすく公開されているか?

個人のボランティア以外に食品検査のデータベース構築しないでいいのか?行政に非難ごーごーで言っていく方がいいのでは?という気持ちがある。生産者は平均値で考え消費者は最大値で考える。内部被曝については少しずつ摂取するから。生産者の方が危険にさらされている。時間いっぱいです。終わり

◆質疑応答「質問あまりない。黒い粉はどう思う?」「大学の入り口、軽い砂。はかったら40万Bqだった。まぁ、びっくりはしない。言わないといけない。黒いのは鉄分が多いから。報道は何がやっているのか?Twitterの意見も反映されない。マスコミ解決せよ。」

◆「(γ線は透過する)防護服は何を防護?」「ダストから防ぐ。その辺漂っている水蒸気も含んでいるはず。すいこんじゃいけない。」

◆質疑応答「ゼオライト食べたらどうなる?」「文献ない。100%吸収すると計算する。胃酸の影響で結晶構造が崩れないかわからないし。今後研究されるのかな。緊急の話題ではない認識。胃酸って凄い。きれいに抜けてってくれるとは思わない方がいいと思う。」

◆「3Bq/kgの食品を毎日食べることと、普段は気をつけて、たまに10Bq/kgくらいのものを食べるのでは異なる?」「体内に残る量は極端でなければあまり変わらない」

◆「ストロンチウムが少なかった理由」「チェルノブイリ。炉が剥き出しだった。また飛んだストロンチウムは遠くからすぐなくなる傾向があった。今回の事故では燃料が水で満たされた→セシウムイオンが水に溶けやすかった…(?)」

◆「キノコはセシウムを吸着しやすいのか」「根っこにからみついて、根っこからすいとるやつが多い。生物はとんでもないことがおこる(笑)」




第3部:地元の方を交えての鼎談(早野、野尻、原田、地元からお三方)


◆飯舘村菅野さん:勉強しにきた。現実を伝えに来た。共有すべき大事なことがあるのではないか、と。日本全国温度差がある。これを消さない対応が大事。風化との戦いが大事ではないか、と思っている。みんなで協議したい。

◆鈴木さん(株式会社いちい放射能測定室):お客様に安心安全を、をモットーに、食品の測定。昨年8月からHPにアップ。4000点以上測定。福島県の野菜、果物、四季を通して測定。水産物、畜産物、加工品なども含めて。

◆原田さん:農水省畜産部。まずは野尻先生からの問題提起に対して。牛肉ばっかりの問題。厚労省が決めている検査は、汚染の高い地域を決めて、過去に100Bq/kgを越えたものを重点的に、との方針。しかしなぜ牛肉がこんなに多いのか。最初4県出荷制限→解除の条件が全頭検査 。
宮城は検査が少ない?いや、福島の次。85%が牛肉。これは出荷制限解除の為の必須条件だから。福島の牛肉測定のウェイトは35%。今牛肉は経過措置。2点だけ越えた100Bq/kgの肉は廃棄。10月から本番。出荷制限条件をそれまで続けて、いよいよ解除になる…か?

(どういう話を聞きたいか?)野尻:一番大事なことは、農水、厚生省の方が、どういうプランでやっているのかを国民に見える形で説明するべき。決まった形でやる、という気持ちがありすぎ。政治家はスタンドプレイで極端。もっと街に出るべき。

早野:2点。1つはデータの出し方。厚労省は毎日公表。膨大なPDF。それを検索しようとしてもできない。厚労省が集めたデータを、農水省がさらに受け取る。これは手作業?省間でムダなデータのやり取りをしている感。全体を検索できない。yasaikensaの消失。残念。

奥村先生がボランティアで可読・検索可能な状況に。それを利用して自分がグラフ化。だんだん検出量が減っているのがわかる。しかしそれを報道が報告しない(4月以降1回だけ?)。もっと戦略的に、みんなに見せることが必要だと思う。

しかも厚労省データはまず非流通。流通にはもっと割合が下がっているはず。

もう1つ。生産者のWBC。値が出てしまうかもしれない。すぐに答えは出ないけど、重たい問題。

(数値の出し方について)菅野さま:つくづく思うのは、データとしての出し方、避難生活の中でも生かされるように出されるべき。自分達が生かしにくい。基準値がなぜ変わったのかもわからない。生産者、消費者を分けて考えて事はない。生きるということは口にすること。

渡邉さま:自分たちでデータ作り。大根の加工品、どこの大根でどのくらいの値か。原産地が変わったらちゃんと呈示する。私たちは被害者だが、自分達が努力していかないといけない。きっちりとお届けしなければいけないと思ってやっている。

(流通の立場からは?)鈴木さま:自分たちは、自分たちで測ったもので考えている。今はようやく多くが測定を始めたが、これまでは隠していた、結しかし測り続けることで喜ばれた果を発表してこなかった、ということに消費者の不安が大きかった。福島はもうダメなんじゃないか、と思った。しかし測り続けることで喜ばれた。8月以降、一件もクレームがない。

橋本:自家消費の問題。直面していると思うが、飯舘の方はどう考えているか?

渡邉さん:加工品を測っているが、ほとんど出ていない。蕗菓子。塩もみ、水洗いでやってみたら18Bq/kg。本来なら20以下で出せる。しかし出せなかった。あるスーパーでは25以下はND。自分達はその基準なら本当にすべてND。飯舘でも出ていないことをお知らせしたい。

他の方感想:福島差別から逃れるために、農家も流通もどんどんドツボにはまっている。

原田:農家さんの自家消費に於ける内部被ばくをどう抑えるか。自家消費品は市町村の持ち込み検査。統合されたデータの扱いがない。しかし近くで出来ることで信頼性は高い。それをWBCとどう合わせていくか。

4月以降高かった食品。山菜。これは年を通して食べるものでなく、流通からはあまり重点的に測らない。しかし地域では多く食べるものであり、ちゃんと重点的にやる必要があるのではないか。それを指導に生かせるように、データに基づいてリンクできるように、と思う。

原田:除染。20km圏内と計画的避難地域は国がやる、と決まっている。これがうまく地元と合致しない。放射性廃棄物。農水省が地元と一緒になって動いている。除染にもこういった動きが必要なのではないか。ふくしま再生の会の取り組みをみてそう思っている。

菅野さん:飯舘は国の責任で除染する、と。地元民は余計なことをするな、という雰囲気。国がやるから安心しろ、なのかもしれないがそうは思えない。なかなか進まない。行政で出来るものと地元民が出来るものをやっていけばいいのではないだろうか。飯舘の冬は寒い。それを前提としない除染は効果的でなかった。地理的条件を考えずに対策は立たない。他のどこも一緒。住民と共に

「最近廉価版の線量計が出てるが大丈夫なのか。スマホについてるのとかもあるが」奥村「安いのはcpmが低いので時間がかかる。時間さえかければ測れるはず」菊池・野尻「振動に弱い製品がある」

橋本:こうした地元での取り組みに対して、東京からお手伝いできることはなんだろうか?

早野:悩ましい。東京では消費者の立場の方にお話しをする。主催者は福島県内で農作物を作っている方と共同に作物を提供しているグループ。陰膳もやって、その結果を見ながら考える会。厳しいな、と思うのは、東京では福島の産品も買えるけど、その会で買っている人がいない。ショックだった。陰膳をやって、当然値は出なかった。しかしその中に福島の作物が入っていなかった。消費者の立場もわかる。「福島応援セット」もあれば「安心セット」も選べる会。自分の考え、消費者の考え、主催者の考えなど食い違う。
大都会の方の考え。1Bqも避けたい。離れたところから買えばいい、と思っている。一方、福島の努力はすごい。安全なものを作る。しかし都会と福島の両方を見て、ジレンマを覚えている。

もう一つ。給食の検査。多くは福島県産を使っていない。地産地消に戻らない。一方、そういう環境の中で、福島県産を食べ続けても内部被ばくはごく少ないことを示したい。普通に暮らすことでも、内部被ばくがごく少ない、ということをしっかり客観的にみられなくては。

菊池「調べること自体を否定する人たちがいる。低い数値が出ても自分の仮定と違うので受け入れようとしない」野尻「ここにいる人でも自分の家の数値を測りたくない人はいるのではないですか?」聴衆「町内会で測りに回ってくるので、そういう人はいないと思う」

「早野印」や「野尻印」がついてれば…自分は買う。ツイッターでも宣伝する(半分冗談)。けど、こういうマーケティングをしなければ。国のせい?何のせい?いまひとつ購買に至る意欲につながらない。iPhoneをなぜ買うか、につながる話。福島県産の消費をどうやって促すか。生産者が苦労したかどうかは、あまり消費者は気にしない。NDでも須賀川のコメより新潟のコメを買う。東京の人間はND=ゼロなのかわからない。売り方の問題。

フロア:天栄村、須賀川市などの生産者とふれあい。NDのものを作る努力、技術は抜群。しかし、その方々がいう。「自分達から、これを買ってくれよ、ということはなかなか言えない」と。

NDとはなにか。数字があるのか、ないのか。指針やランキングが出来ないか(子どもは避けた方がいいよ、とか)。そういったところをうまく伝えられたらもっと売れるのではないか?

早野:説得ではない。納得できる人が増えること。その人数が増えることで流通がなりたつ。過去0ではなかった話を散々しているのは、今の福島の食品内の量が、過去に比べて大きくない、ということを言いたいから。みんな少しずつ食べてた。ものさしとして。比較対象として。

みんなで、マスコミも含めていろいろ情報を共有化していかないと、それでなければ、BSE全頭検査の二の舞に。トータルとしてはコストが大きく負担になってしまう。福島県内では早期に折り合えるかもしれないが…都会では時間がかかるのでは。

「好きなアーティストや俳優さんが放射能に関していい加減な情報源を拡散している。どうしたらよいか」小峰「古い人で、昔の反原発で情報が止まっている人がいる。勉強しようとしない人が多い。見限るしかないのでは」

質問「菊池先生ほんとにリンスはしないんですか?」菊池「このまえ美容院でされたかもしれない。昨日はホテルでシャンプーだけ」

ええとさ、慣れる時間がいるんじゃないかな、微量の放射性物質にさ。 それがそこにあっても、ちゃんと避けることができる。多少食っても、何も起きない、というのが経験的に感じられるまでーーつまり慣れるまで。

フロア:福島応援セットを買っていない、という早野先生のツイート。自分もそれを見て買った。盛り上げる手段。毎日カレーを食べる会。その活動を見ると、一緒にご飯を食べているような気がする、と。早野先生が進んで食べるとつられる人が多いのではないか?と思い発言。

しりあがり「こちらから見ていて、東京のデモとかどう見えますか?」聴衆「被災地のことを考えてデモして下さい、と訴えたら御用被災者と呼ばれた。無意識の偽善と差別。デモやってる人は本当に幸せそうに見える」

フロア:自分もそう思う。ここに来ているのは特殊な集団かもしれない。2000Bq/kgの肉があると言われて、送ってもらって食う、という事件(?)があった。ゼロベクレル。確かに求める気持ちもわかる。けど大人の味もある。そういう仕掛け、マーケティング、気持ちで盛り上げ

本日のガイガーカウンターミーティングふくしまでは、複数の報道機関の方が、単なる取材だけでなく、全日程参加され、一生懸命記録されています。報道機関の方と我々一般人が問題意識を共有出来るのは重要な事かと思います。

「北海道釧路から来たが、そうそうたる人たちが講演に来て、ひどいことを言っている」「福島の中でも浜通り中通り会津で全く状況が違う。補償が出る出ないの違い、ひどいと声を上げるほど補償が上る地域もある。被害に対する思いもバラバラ」

富岡で働いていたが、いま原発が立地している町で突然原発がなくなると、その町は消滅すると言って良い」菊池「脱原発は別に良い。それをするために福島が酷いことになっていると言うのはやめるべき」

「東北から離れた関西の人の方が、より放射能を怖がっているように感じる。関西の人は震災の悲しみを知っているはずなのに」「東京でデモをしている人が被災地を考えているようには見えない。外から見て、いま福島はどのように見えているのか」

八谷「福島が好きな人もいっぱいいる。今日のゲストは全員そうだし」みそ「強硬な反原発は5%くらいと思う。福島産のものを避ける気持の人は5割以上いるかも。イメージだけの問題。データを出すとかえって売れなくなる問題

早野:思えば1年4ヶ月の間にだいぶやることが違ってきた。様々な事態、出会いがあった。少しずつ改善もあれば、半減期30年もあってこれから長いのも事実。しかし測ってみたら低い。みんな素直に喜んでほしい。声を大にして言いたい。

しりあがり「再稼働反対の人は福島で恐ろしいことが起きたのが再び起きるのが怖くて仕方ない人が多い。福島の人からのメッセージはあるか」聴衆「原発が生活の近くにいる感覚はある。原発を理解している部分がある。命を守れ、子供を守れと言われてもふわふわして地に足のついてない言葉に感じる」

「福島市。昨年10-11月はとても暗い雰囲気だったが、この4-5月くらいから変わったような気がする。暮らしに明るさが戻ってきた。放射能と共存している。東京の人にとっては想像上のものではないか。我々にとっては現実」

第3部は、フロアからもご意見が続出し、活気のあるディスカッションだったと思います。実況ではお伝えしきれなかったと思いますが、少し、お伝えできたら、との思いでございます。先は長い、しかし前向きに、という思い。私も福島に住むものの一人としてお伝えしたいです。




「ツイート読んでぐっときた」ってかたのツイートだけ、読んでたんだけれど、・・・私もここまでコピペしてきて涙がでそうに嬉しい気持ちです。みなさまありがとうございます。

※そのうちですが・・・・小見出しはさんで、強調色付けして読みやすくしたいと思います。・





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