昨年の秋ごろ小出氏に手紙を出しました。
昨日そしたら返事が来ました。みんな同じやつでしょうが。
せっかくなので書いておきます。返事をくれるのは誠実ですね。菅谷市長と同じにおいを感じます。
だけど、私の宛名が間違ってたけど・・・。




皆様

福島原発事故が起きて、すでに1年以上の時が流れました。1号機から3号機の溶け落ちた炉心がどこにあるかすら未だわかりません。また、4号機では使用済み燃料プールが埋め込まれた原子炉建屋の階が爆発で破壊されたままです。その中には、大量の使用済み燃料が存在しており、もし今現在も続いている余震で破壊されることになれば、再度大量の放射性物質が放出される危機も続いています。仮に、それが防げたとしても、すべての原子炉にある使用済み燃料を少しでも安全な場所に移し、破壊された原子炉建屋をさらに巨大な構造物で覆い、地下に漏れ出る放射性物質を食い止めるための遮水壁を張り巡らせるなど、気の遠くなるような作業がまだまだ続きます。作業に従事する労働者、周辺住民の被曝も続きます。

私自身の非力さを無念に思いますが、やはりできることを続ける以外にありません。この間、多数の方々からお便りやメールをいただきました。一度、一万通を超えてしまった未読メールをすべて捨てたにもかかわらず、また数千通が未読で残っている状態です。毎日届く郵便物、本、DVD、資料にも目を通すことができません。酒を含めた贈り物も山のようになり、お礼をお伝えする余裕もありません。大変申し訳ありません。非礼の数々、お許しください。いただいた日本酒は夏を越す前に飲みたいと思い、酒浸たり気味になってきましたが。それでも飲みきれずに苦慮しています。ご好意は本当にありがたいのですが、このような状況ですので、贈り物は辞退させていただきたく思います。

残念ながら時間を元に戻すことはできず、福島原発事故が起きてしまった事実を消すことはできません。できることは、今後、少しでも謂れのない犠牲を少なくし、そして、少しでも望ましい未来を作ることでしょう。皆さんのご活躍をお願いします。

   7月23日  京都大学原子炉実験所 小出裕章






イラストがありました。パウル・クルー「忘れっぽい天使」

この手紙は、きっと小出氏を信奉する方へ送った返信なんでしょうね。私の手紙は読んでいないとは思います(目を通すことできないって書いてありますからね)

以前に、このブログに小出氏を糾弾するいろいろな意見を内緒で寄せてくれた方がおりました。そういう裏話を聞くと、「反原発のカリスマ」「清いイメージ」「学究的」というイメージとはだいぶ違うのかなとも思いましたね。
だけど、こうやって返事が来ると、私みたいな単純な人は、情にほだされますからね。

だって、ふつう、こないじゃーありませんか。

私がこれまでに返事が来たのは、菅谷市長と、菅谷市長と一緒に福島に入った長野県こども病院の中村先生、それから、静岡県関係は川勝知事、桜井市長@島田市、こんなぐらいです。あれほど膨大に出しておいて、です。佐藤知事になんて、何枚葉書だしたべ。10枚以上書いてます。いろんな絵ハガキ使って。(もうこのごろ書いてないや)

・・・・でも、最後の文、「少しでも謂れのない犠牲を少なくし、そして、少しでも望ましい未来を作ることでしょう」これはまったく私も同感なんですよね。
みなさんもそうですよね?

どうしたら、立場は違っても、大きなところで結びついている人と、わかりあえるんでしょうかね?いがみあえずに、よりよい未来をつくっていくことはできないものかな?と、思います。

それから、原発については中立(というか、わからない)私ですが、ずーっといろんなことでやりとりしてきている方で、反原発の考えをかねてより持っている方には、こんなメッセージをいただいております。

Kさんとも、私はコアな部分ではすごくつながっていると思ってます。だから原発のこととか意見が一致しないのは、大したことではないと思ってます。世の中をよくしたいとか、次の世代へつなげて行きたいとか、そういう気持ちは同じですから。
Kさんの文章読んでも不快なことなんてちっともありません。ためになることもあるし、考え直すこともあるし。


なんとか、みんなが、大きな目標のために知恵を出し合える世の中になってほしいんですが。それには、意見の違う人の意見も聞くことから始まるのかなと・・・・

あと、人は、自分の得意分野を話したがりますが、実はそうではなくて、相手の得意分野を話題にすることが大事では、と思います。


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