先日は、ごみ焼却場に行ってきたのですが、
本日は、最終処分場に行ってきました。
美しく最先端技術のつまった焼却場
ごみ焼却場は、心臓部分を見学に行ったのではなくて、隣の管理施設主催の水辺の生物観察教室というのがあったので、子供と一緒に行きました。子供たちは虫好きなので大喜びです。

管理施設では、リサイクル推進の取り組みの紹介や、実際に、タンスとか机が展示してあったり、牛乳パックからはがきをつくる教室が開かれていたり、古いおもちゃや本もありました。発電もするという話をしていただきました。

3年ぐらい前にできたばかりで美しい施設です。

隣には、立派な水泳競技場があります。ごみ焼却で出た熱を使って作ったのですが、恐らく迷惑施設との交換条件という意味合いもあるのでしょう。

そこで職員の方に、岩手被災財の広域処理のお話を聞きましたが、その方は仙台市に娘さんがおられるとのことで、海沿いに数カ所、焼却施設も出来て、着々と進んでいるということを言っていました。そして「とにかく奥山市長の決断が速い!」とのことです。また、実際にお話しされたこともあり、非常に腰の低い方だそうです。

それで問題は岩手県のものですね。
以前に、岩手県の人口密度や面積と焼却場の場所を示したわかりやすい地図があったんですが。。。どこだったかな・・。四国と同じぐらいの面積だったんじゃなかったかしら。そういうのを知らないでみんな反対しているんだとも言える。

そして、最終処分場の近くの人たちは、被災財を入れる入れない云々以前より、市と対立しているということを耳に挟んだので、本日行ってみました。

遮蔽は万全、最終処分場
市内の4年生は社会科見学で訪れるそうですが、うちでは引越しで次男がかすっており、来ていません。来年双子が行くと思いますが、「社会科見学コースで回らないところも連れて行ってあげましょう」といろいろ見ました。
最終処分場といいますが、粗大ごみとか不燃ごみ、プラスチックなども処理していて、いろんな施設があります。

一番見たかったのはその屋外の処分場です。

1カ所目が、平成2年から埋め立て初めて、ほぼ満杯で、もう平らになって、草が生えていました。。本当はソーラーシステムをとかいう話もあったのですが、やはりごみが長年おいておくと、傾いてきたりして地盤が不安なので、それは無理だそうです。
あちこちに、ガスを排出する管が地面から出ていました。
東北の被災財の山も、メタンガスが発生して火事にならないように、管が出ていますね。整地にしても、それは必要ということです。

2カ所目が、平成18年から開始で、平成33年までの目算ですが、それをあと10年伸ばしたいそうです。超寿命化とでもいうんでしょうかね。ごみのリサイクルを増やすなどして、なるべく埋め立てるものを減らそうということです。

業者の車や、清掃工場から灰を積んできたトラックなどが、ここで落としてゆきます。近くで見学していたので、においがしました。

目で見ても、きちんとした遮蔽シートで覆われており、見ただけで「おおー」っという感じです。広域処理の関係で、他の自治体からここに視察に来たそうで、「こんなに厳重になっているならば、何も心配はありませんね」と感心されたということです。

造成基盤があり、ペントナイト混合土が50センチ、中間財(高分子系自己修復材)、ELL電極、上面遮水シート(ポリウレタン)1.5ミリ、ELL電極、短繊維不織布、保護土50センチという構造となっています。その上に浸出液集排水管があります。

上面、下面遮水シートは別々であることや、天然鉱物のペントナイトと土を混合して固めて作っており、もしシートや遮水層が破損しても、混合土が膨潤して、漏水を防ぐそうです。

電気的漏水検知システムもあり、上面遮水シートが破損した場合、監視モニターに赤色で表示されるそうです。

浜名湖側には、浸出水処理施設もあります。これまた何重ものシステムです。職員の方は「私だって浜名湖のかきやあさり食べられなくなったらイヤですから。絶対に、浜名湖を汚さないようになっていますよ」と笑っておられました。

だからと言ってはなんですが、以前につくられた処分場は、もっとアバウトな感じだということにもつながるのでしょう。新しい施設は監視厳しく技術も進んでいるのです。人の目も厳しくなっていますし。

その汚水処理施設で放射性物質が検知されるということになっても、(もう何度も何度も聞いた)ゼオライトを使って吸着をすることになっているそうです。

人家のすぐ下、浜名湖のすぐ近くという立地
このように何重にもなっている施設において、なんの問題があろうかと思いましたが、「上を見てください」と言われて眺めると、そちらに、民家が見えます、また、公園も見えます。反対側には、向こうには青く光る浜名湖も見えます。

やはり住民近接の場所に建てるというのは、・・・どうだったんでしょう。そして、住民からも、浜名湖に地下から汚染水が行くんではないかという不安の声が寄せられるともいいます。そのたびに説明するそうです。

やはり民家の下に作るということ自体、無理があったのだと思いました。でもそれは今から何年も前のバブルのころで、当時は、引き換えに道路をつくるとか、体育館を作るとか、集会施設をつくるとか、いろいろな交換条件が提示されていたらしいです。それが、いつのまにか不景気にもなり、なあなあになり、今に至っているという事情もあるようです。
そのころ、住民に対応していた職員で、残っている人は果たしているのでしょうか。市職員はじゅんぐりじゅんぐりいろんなところを回りますし、その職員の方もその時の様子は知らないながらも、住民対応をされているのです。

におい、騒音がひどいという苦情もあるようです。梅雨の季節は、浜名湖側から吹いてくる風がちょうど民家の方に流れます。たしかにそれは大変でしょう。
この施設では、においを取るためにオゾンや活性炭を使ってにおい除去に努めているとのことです、それに非常にお金がかかる。それが市の一人当たりのごみ処理金額を上げているということでした。

28日に、地元説明会が、また市長列席で開かれるそうです。

市長はどういう手法でこられるのでしょうか。てぶらでしょうか。29日の新聞に注目です。


処分場を「困らせる」人類
プラ、不燃ごみ、粗大ごみのあつまるふかーい谷のような容れものも見ましたけど、本当に。。。私たちが生きているからこそこういうごみが出る。まだ使えそうな形のあるものたちです。

本当に人間こそが害悪だわな、と、こういうところにくると、しみじみ思いますよ。

臓物と糞袋の人間だけだったら自然に帰るからまだよかった。自然に還らないものを生み出してしまった「人類の英知」なるものは罪だなぁと・・・

次男が借りてきた「うめたて処分場」の本の最後にこんな文章がありますので転載です。

うめたて場からのメッセージ

なんでもかんでも、ごみになったものをとりこむのがぼくの仕事です。いままでの社会は、物をつくる方に一生懸命で、ごみの処理にはまったく不勉強でした。それで、ぼくはふとるいっぽうです。
人間の住む場所さえ少ない日本では、不用の空き地はありません。ぼくの場所をさがすのは大変です。そのうえ悪いことに、ぼくのからだからは、いろいろ有害なものがとけだします。それらが地下水を汚さないようにとくにくふうしなくてはなりません。これもたいへんな仕事です。
海をじょうずにうめたてるのもひとつの手法ですが、自然の海辺をこわすことは、歓迎されません。まだ、だれもが納得できるような名案がつくられていません。みなさん、ぜひ勉強してください。











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