このまえ、国が、大熊、双葉、楢葉の3町に
中間貯蔵施設の具体的候補地をお願いしました。
以前より、私は、除染の土が置き去りになっていてミニホットスポットになっていることは困ったことだと思っていました。わが市における最終処分場へと同じように、「申し訳ありませんが、なんとか処理をお願いできませんか」と、原発立地自治体に頼むしかないと思っていました。そういうことを書いていました。

しかし、あるときに、浜通りの方からは、「低レベルだから受け入れてというのなら、各市町村がそれぞれ処理場を作ってもいいのではないか」というコメントをいただきました。それもそうだと思いました。ただ、分散管理はコスト等、無駄は多いのではという気はしていました。

帰省しているときに、ある自治体が、隣の自治体との境目に除染土を置いたということで、問題が発生していると、知りました。

昔から、ムラの端には、道祖神や道標がたてられ、「ここから悪霊が入ってこないように」という信仰があったところもあります。田村のお人形様などが有名です。ムラとムラの境は、あいまいな、あやしい、日常生活空間からは遠い場所なのです。

そういう場所が土捨て場に選ばれることは、想像に難くありません。

一自治体ごとに「独自策」「それぞれの策」を打ち出すと、統一性がないために、周りの自治体が迷惑することもあるのです。

このことに限らず、以前、有害図書、ビデオの自販機を市内に作らせないという条例をあの松本市が県内で先駆けてつくりました。そしたらどうなったか、隣の塩尻市に、業者が作り始めたのです。自治体ごとの独自策はどうしても「我が自治体さえよければ」になるのです。以前から、隣同士の自治体や町、村が仲の悪いのは当たり前なのはこういう状況があるからです。今、日本と仲の悪いのもお隣ばかりでしょう。韓国、中国、ロシア・・・。

こういう「嫌なことをどうするか」ということこそ、国のリーダーシップが必要なんです。

一方で、ある東京の方が、「一番放射線に苦しんでいる方々のところに、願わくば、もう除染土も含め、放射性物質や廃棄物などを受け入れさせたくはありません」と書いてあるのも、読んだことがあります。心情的にはまさに同感です。苦しんだ方々のところにつくれなどというのは、まったく気持ちを無視した勝手な意見であるとも思い知らされます。

しかし、そう願い続けて、以前に浜通りの方からのコメントをいただいて以来、このことについて言及すまいと思ってきましたけれども、かといって「受け入れますよ」という自治体も現れません。その東京の方が、運動をしているようにも思えません。いわば、こう着状態です。

大熊町議会が現地調査を容認するそうですね。帰還を旗印にした町長は承服していないようですが、本心はどうなのか、ほっとしているのか、どうなのか・・・。

私としては、やはり、伏して、国の言い分を受け入れていただくことを、お願いするしかないです。福島の立地自治体以外の皆様のご意見が本当は聞きたかったのですが、私は、外にいる立場ではありますが、お願いしたいです。
ただでさえ放射線に苦しんでいる方々をさらに突き落とすことになりましょうが、その分、福島を無税にするなど、他都道府県民がそれ相応の負担を請け負う仕組みを作ってほしいです。

それと、ここでもし、作らなかったどういうことになるかということを想定しつつ、物理学者のKaz先生が発言をしていらっしゃいます。

1)チェルノブイリの地下貯蔵施設は、ただでさえしっかり管理されているか不安。今、福島も置いたままになっていて、これが10年も20年もそのままだと、チェルノブイリと同じくなってしまう。出来るだけ早期に、しっかりとした施設をつくるべきだ

2)この先、国家財政が破たんするかもしれないので、国が「つくる」と言っているうちにきっちり作ってもらった方がいい

3)1mSvをすべて除染するなどという国の見解はやめて、5mSvで区切らないととても、容量があふれてかなわない。基準を見直すべき

そしてKaz先生は、「苦労して作る中間貯蔵施設もすぐに満杯になるだろう。そのときには、福島の原発の恩恵を受けた、我が栃木県を含む関東地方の都県に貯蔵施設を建設すべきである」と話しておられます。私も、東京電力管内都県民は、そういう心づもりはしていただきたいと思います。(静岡県も入っています、私も賛同します)

官邸デモに行く方は、そういうことを交換条件に、即時廃炉を国に求めればいいのではないですか。

犬の遠吠えのように、「さいっかどーはんたい」なんて言っていただかなくていいんです。もう福島第一は廃炉なんですから。本当に福島のためを言うのなら、「中間貯蔵施設を東京に・自分の県につくってください」だと思いますね。

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