本日の日経は福島に大事な記事ばかり載っている。
やぶっていたらぐちゃぐちゃになってきたので急いで落としておく。
◆1「脱原発 核のごみ 宙に 
   青森の使用済み燃料、再処理なしなら
   青森県、『電力会社に返却』」

政府が脱原発依存となるのなら、核燃料再処理計画は白紙になる=この計画は原発の継続的な活用が大前提なので、六ヶ所村に貯蔵してきた使用済み燃料は、青森県はもう預かりませんよ ということ。

1988年、県側と日本原燃(再処理施設運営)との覚書
「再処理事業が著しく困難となった場合、日本原燃は使用済み核燃料の施設外への搬出含め速やかに処理する」原発ゼロなら、青森県が保存している意味は全くない。六ヶ所村に集積する再処理工場の計画も白紙、既存の施設も閉鎖。

(※三村申吾知事は、イタコ祭りで有名な百石市の出身。神の声 民の声を聞く耳は随一かと)




◆2「最終処分場 見通せず 
   指定廃棄物で環境省『矢板(栃木)に』
   地元反発」

9月末までに宮城、茨城、千葉の3県でも選定へ。市長「驚きと戸惑いを感じている。市民感情として到底受け入れられない話だ」候補地は、伐採済みの土地が広がり、造成の影響も少ないと判断。300メートル離れたところに民家1軒、山頂を隔てた反対側の斜面にあり、隔離されているとしている。

指定廃棄物とは
8000bq/㎏を超える焼却灰(6割)下水汚泥(2割)

岩手315トン 
宮城591トン
福島31993トン
栃木4445トン
茨城1709トン
千葉1018トン
東京982トン
群馬724トン
新潟798トン

廃棄物を埋めるところをコンクリートで外部と遮断し、上部を土壌や粘土などで覆い、雨水侵入防止。

福島は
10万bq/㎏を超える高濃度=除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設に搬入、
それ未満は富岡町の管理型処分場を検討。

(※静岡県が広域処理のために100bq/㎏のラインで切ったのが、アダになってきたかもしれぬ・・)




◆3「チェルノブイリ原発の周辺国
   健康被害、論争なお
   白血病や免疫疾患、子供で報告例
   『低線量』の影響、証明難しく」

ベラルーシ首都ミンスク、小児がんセンター、アンナ・スブロフスカヤ副院長「子供の骨髄性白血病の発症が年平均2・6%上昇。原因は明確にはわからないが、放射線の影響が考えられる」

キエフ、放射線医学研究センターのエフゲーニャ・ステパノワ医師「汚染地に住む子供たちは免疫に関する病気が特に観察される」5mSv以下に住む子供たち、発症率高い。他の病気もふえている傾向。

ベラルーシ・ゴメリ州保健局、ニコライ・グジェンチュク副局長「事故の影響は甲状腺がんのみ」

ベラルーシ卒後医学研究所のラリサ・ダニロワ教授「新たな健康影響を疑う声は科学的根拠に乏しい」

(※片方だけの主張ばかりが取り上げられるが、意見は錯綜していることがわかる)




◆4「脳腫瘍、中性子当てる新療法
   がん細胞を狙い撃ち
   大阪医科大など 来月にも治験」

(略)

(※「あの」小出さんのいる京大原子炉研究所で、120例以上の治療研究を重ねてきたんだと。かたや、放射線のものすごい微々たる被曝で健康被害の問題。かたや、放射線の中で一番怖い、JOCの2人を死に追いやった中性子(線)で最先端の医療。・・・頭がこんがらがりませんか。)




違うことを言っているようで、本当は同じ廃棄物(ごみ)の問題が1の記事と2の記事。

そして、反対のことを言っている、3の記事と4の記事。

私は、世の中、そんな、人間に都合のいいことばかりいかないと思う。科学は本当に自然をかえてきている。3の記事を書いた記者と4の記事を書いた記者は、相手の記事を呼んで何も感じないのだろう。デスクも何も感じないのだろう。「感じませんよ」というオーラが、本日の紙面から浮き出てきている。そういうことこそ、今の世の中の問題なのではありませんか・・・。

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