浜松市で、昨日、岩手の被災財の焼却灰を
最終処分場に埋め立てました。静岡県初。
静岡県内では、島田市をはじめ試験焼却は進んでいましたが、各種反対運動も熱を帯びており、まだ埋め立てには至っていないらしいです。

浜松市は6月に2か所の清掃工場において2日にわたり試験焼却。受け入れ表明は2カ月ほど遅れたものの、処分場周辺住民の投票を受け、最終的には先日、鈴木康友市長が本格受け入れを表明していました。


「試験焼却で出た灰21トン」と読売遠州版にはありますが、これは、浜松市の一般可燃ゴミと、岩手の被災財の木質チップを混ぜたものです。灰は1トンずつ黒い袋に入り、ゼオライトを敷いたシートの上におき、土をかぶせて埋め立てたようです。写真も載っていました。私と次男が見学した見覚えのある風景でした。テレビカメラも映っていましたね。きのうの地元ニュースでやったんだろうな線量変わらず0.07μSv/h(・・・当たり前ですよね・・・)

今後は、処分場内外の線量や、地下水などの放射性濃度を定期的に測定、結果を公表。

とにかく、浜松市の試験焼却・説明会・処理はすべて公開で行われ、追跡してきて気持ちの良い限りです。関係者のご苦労には頭が下がります。

こういう件に反対する方は、不法投棄などの本でも、ちょっと読んでみるといいと思います。世のなかには、気づかないところでたくさんのものが勝手に捨てられ、自然を壊しているのです。正規に処理される方が少ないと、私の読んだ本には書いてありました。この、微々たる放射能濃度にどうのこうのいうそのベクトルを、もっと大きな闇の解明に、有効に使えばよろしいのに。

地元・平松町自治会長の新村安通さんは「埋め立てたのは県内初で、私たちの責任は非常に大きい。他の自治体のモデルとなるような安全対策を市にお願いしたい」。

短い談話でしたが、私はこの会長さんのコメントに、感動しましたよ。なぜって、住民自らがWEで責任を語るというのは、なかなか、できないことだからです。「国が」「県がー」「市ガー」とだけ言っている方には、ぜひ、聞いてもらいたい。

さらに、
この周辺住民の投票をする前の説明会で、浜松市長はこう言っています「地元に責任転嫁はしない。私の責任で(本格受け入れの是非を)判断します」。

会長さんは、康友ちゃんのこの「責任」という言葉の重みをかみしめたのかもしれない。市長はああいっているが、本当の自治というのは、市長だけが責任をとるというものではない、ということ。そして「市長がここまで言っている」という姿勢が伝わり、賛成票が投じられたのかもしれない。

トップとは・・・・協働の精神とは・・・ということを、いい気持ちで考えることのできた本日の紙面でした。

康友ちゃんは松下政経塾で野田首相と同期です。首相もがんばってほしいのだけどなー。




あと数値的なことですが、焼却灰21トンというのがイコール岩手の灰ってわけでもないので、せっかく私のこれまでの調査?により細かい資料はたくさんあるので、メモっておきます。

(7月19日 市の説明会で配られた市の資料より)

柱材・角材を破砕し、木質チップにしたもの
山田町:20.06トン
大槌町:21.69トン

いろいろ混ぜて焼却。
山田町:浜松市ごみ114.82トンと混ぜる。混焼率14.9%
大槌町:浜松市ごみ115.66トン
    山田町の焼却灰21.80トン と混ぜる。混焼率13.7%

つまりはいろいろ混ぜたら燃やす総量が294.03トン。これを燃やしたあとの灰が21トンだったということだと思います。
灰は濃縮されて15分の1ってところでしょうか。これを「燃やさないで埋めろ」派には、厳しく受け止めてもらいたいです。燃やさなかったら、灰の袋300ほしいでしょ。21袋と300袋。物理的なことをしっかりと考えてもらいたいです。
濃度ですが、最高で112bq/kgですが、震災前の昨年7月19日には、同じところで最高282bq/kg出ていますので・・・岩手の方がずっと低いのもデータが示していますしね。

灰の量でも、岩手のものは全体の7分の1程度ということでしょう。
試験的ですから、まあこんなところでしょう。(つまり今回埋め立てた焼却灰21トンのうち、3トンが岩手のものという計算になります。たった、3トン。。ではありますが、価値ある3トンであります)

※なんで混ぜるか。ということですが、木質は、からからで燃えやすく、炉内の温度がどんどん、上がってしまうので、炉が痛みます。ですので、生ゴミとか入っている浜松市の一般ゴミをまぜるってことです。


(同日配られた県の資料より)

7月時点ですので、今よりも少なくなっていると思います。

山田町、大槌町はたしか、処分場がなかったはずで、あのでかい岩手県で、4つしか清掃工場がないとか聞いたことがあるんですが(間違いでしたらご指摘ください)

災害廃棄物推計量
山田町:542000トン
大槌町:483000トン

そのうち、柱材、角材
山田町:20000トン
大槌町:30000トン
これを今、浜松市で受け入れ始めたということですね。

今後の総量、どこかに書いたけど見つけられず、市内の2工場では1日に20トン処理可能です。見つかったらまた書いときます。


                 

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://leika7kgb.blog114.fc2.com/tb.php/877-bb7a3c42