「甲状腺がんを心配する10倍ぐらい、
 乳がんについて心配してほしい」とのご指摘と
それ以前にもふれた、私が常々感じる乳がん予防についてのことがあるので、ちょっとブログの主題から外れますが、ここで書いておきます。

2、3年ぐらい前にアメリカでは40歳代のマンモの有効性に疑問符がついたということを知りました。参照先を見ればわかるように、日本では様子見のようです。今後の甲状腺がんについても、細かいのを拾いだしてそれを、針さして、検査するのがどうなのか?という議論と、何となく似ているのかなと思います(私の感覚です。違ってたら教えてください)。

私は、乳がんの罹患平均年齢がだんだん下がってきているのは、食べ物が洋食傾向になってきたからという幕内秀夫先生の意見が、正しいのではないかと思います。でも、そこ、あんまり言われず、とにかく検診、検診、て言っている風潮には反対なんです。

以下紹介します。

【2009年の日記から】

昨日は、栃木県の小山市というところで講演会がありました。テーマが、子供の食生活ですが。質疑応答の中で、お医者さんから乳がんについての質問がありました。「先生の書いているように、私も・・・どう考えてもスマート(細い)女性が多いと思います・・・」。と言った内容です。そう言えば、沖縄でも講演後、乳がんの専門医の先生から同じような意見を言われたことを思い出しました。この質問の意味は、一般に「肥満傾向の女性に多い」と言われているからです。それは、主に50代以降の話であって、若年層の乳がんは、むしろ、スマートな女性に多いと、私が書いていることに対する意見でした。日々、若い患者さんと接している中で、私と同じことに気づいたのだと思います。講演会は、子どもの食生活がテーマですが、最近、乳がんの質問が増えてきました。今回も沖縄でも、質問者は医師でしたが・・・
いやな予感が始まっているのだろうか?と考えながら帰途につきました。

―今は、中高年のメタボの話題を耳にすることが多い。だが、十年後にメタボの話題は極めて少なってくるだろう。メタボも問題だが、そのほとんどは四十代、五十代以降の話である。それにかわって、問題になってくるのは、まちがいなく乳がんだろう。しかも、四十代や五十代ではなく、三十代の増加が予想される。なにしろ、十年後には、平成生まれの女性が三十代に突入する。これまでとちがい、生まれたときからカタカナ主食が日常食になっている人たちがいる。今までとは、もう一つレベルがちがってくる。残念だが、この予測ははずれないだろうと思う。すでに、私は医療機関で三十代の乳がんの患者さんに数え切れないほどお会いしている。悪い予測はしたくないが、若年層の乳がんの急増時代がやってくることはまちがいないだろう。―

つまり、「子供もの食生活」というテーマの講演会にくる母親の中に、乳がんの患者さんが増え始めている。以前から、その兆候はありましたが、いよいよ、これから加速するのではないか?と考えたのです。

【コメントから】

◆私も痩せ型の乳がん患者です。同じ時期に、友人が乳がんになりましたが、彼女も痩せ型です。病院の待合室でも、あまり太った人には出会いません。どちらかというと痩せ型の方が多いと思います。

◆乳腺drです。残念なのは、ドクターや検診を担う市町村で食事ががん予防になることをはっきりという人が非常に少ないことです。女性であれば乳がんに罹るのはある確率で避けられないのだから、マンモグラフィ検診、乳がん検診を受けましょうとうそぶいていることです。本当に予防できないのでしょうか。先生も仰せの通り、若いのに乳がんや白血病などにかかるのは本来おかしいのではないでしょうか。なってしまった人の食事や生活習慣を責めるつもりは毛頭ありません。また、病気の原因は食生活だけと簡単に割り切れるものではないことも分かっています。でも絶対ではないが、罹らずに済む方法があるのなら、特にお金もかからない方法があるのならしかるべき立場の人がリスクを恐れずはっきりと言うべきです。
因みに私のクリニックでは若い人で検診に来たり、乳がんが心配で来院する患者さんには、ほとんど必ず幕内先生の本の抜粋を渡させていただいて予防が可能であることをお話しています。

◆私は、30代の乳がん患者です。しかもヤセ形。
周りを見ても、20代30代で乳がんになった患者は確かに
ヤセ形が多いですよ。




私の友人の知人も、若くして乳がんになった方は、やせ形だったそうです。

私思うに、乳がんになる人は、まずは授乳で苦労するのではないかと思うんです。出ない人。出にくい人。よく詰まる人。=私もそうだったんだけど、だから、私も乳がんになりやすいのではないか?と思っています。

というのは、私は食べ過ぎるとすぐ胃がいっぱいになり、胃の調子が悪くなります。それも、次男の完全母乳1年間、仙人のような菜食をしていたあとから、です。(少しでも甘いもの食べたりすると、詰まってしまっていた)
だから、そういう詰まるような私に対し、美味しいクリーム系とか洋菓子系を食べると、乳がんになりやすいから、胃が「もうダメ!食うな」って指令を出しているんではないかな と、勝手に考えています。もちろん、太れません。

まあ、そうはいっても、まったく食べないのはストレスになるので、あれですが。

最近、ショコラさんという方と知り合い、「詰まるのは体質のせいではないよ、赤ちゃんの飲み方とか感覚とか指導の【あれ食べちゃダメ、これ駄目】っていうのにもよる」と言われて、そうなのかな~だったら私も乳がんになりやすいわけでもないのかな~などと思っているんですけども・・・

とにかく、乳がんは、今の女性たちのスイーツ志向、カタカナ食常食に大きく寄るのではないかと、私は思っています。

それと母乳を余り出さなかったような人(ミルクだった人、出産しない人)たちなのではないかとも思っています。哺乳類だから、もともと乳を出すようなつくりになっているのに、出さなかったということはどっかにひずみが出るのではないかというふうに考えます。だから、パイプカットとかもよくないのではってこと。

そういうような、聞き取り調査とか、そっちをやってほしいんです。検診率向上の掛け声の前に。。

【追記】

ショコラさんから教えてもらいましたので、貼ります。

授乳と「閉経前乳がん」については、一応データがあります。トータルの授乳期間が長いほど、閉経前に乳がんにかかるリスクが減ります。
3〜6か月授乳→15〜46%減少
12か月授乳→29〜41%減少
2年以上授乳→28〜60%減少
6年以上授乳→65%減少

卵巣がんや子宮体がんも、授乳期間が長いとリスクが減るみたいです。

卵巣がん
2か月授乳→20〜25%減少
1年間授乳→40%減少

子宮体がん
2週間以上授乳→10%減少
過去30年間に授乳の経験のある女性が子宮体がんにかかるリスクは42%低下(30歳以降で初めて授乳した女性では50%低下)。
授乳をやめてからの年数が長くなると、がん抑制効果は低下する。

※ここまでは『これでナットク!母乳育児』を参照して書きました。

授乳中は無排卵期間が長くなってエストロゲンというホルモンが減少する
→エストロゲンが少なくなることで乳腺細胞の増殖が抑制される
→乳がんの発症が低下する
という考え方をするようです。

5万人の浸潤性乳がん患者を調査した研究では、出産して授乳しなかった群も、出産しなかった群に比べて乳がん発症のオッズ比が7%低下したとのことです。(←すいません、私はオッズ比とかの意味わかってません)

※ここは『母乳育児支援スタンダード』という本を参照しました。


↑やっぱり、子供を産んだ方が、乳がんにはならなそうですね~~・・・

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