豊橋茶話会続き
「人間は何ベクレルまで食べても大丈夫なのか」について。
チェルノブイリのデータを紹介。

1)初期被曝のあったベラルーシのベルラド研より。
セシウムだけに限ると・・・
1996年
4000~7000bq/kgがマックス。
つまり、10歳、30kgの子供だとすると、12000~21000bq/body。

12000bq/bodyとすると、(10歳の平衡量掛け率は?というと、だいたい一日摂取量の55倍溜まるので)割ると、1日当たり226bq/day食べている計算。

カリウムだと、30bq/kg。(何?)

大人は140倍(蓄積平衡量の掛け数)

2)初期被曝のないノルウェーのサーミ人のデータ(トナカイなど食べているトコ)
=健康被害ない。
=北欧はもともと信頼性が高いので、ここが大いに参考になる。

1997年
30kgの子供で、6000bq/body→53で割ると、
1日当たり30bq/kgまでなら大丈夫。

大人だと、1日当たり75~80bq/?ぐらいが目標。

食品規制値は、500→600bq/kgだが、
だいたい200bq/kgのラインで落ち着いていた。
(目標は100bq/kg)

つまりここまでのデータから言えること

ベラルーシで、10年たっても、子供は1日に220bq/dayを食べ続けている。
初期の大量被曝を受けてないノルウエーは健康被害がないが、それでも1日30bq/dayを食べ続けている計算になる。(大人なら1日80bq/dayまでならOK)

ノルウェーは初期被曝がないので、日本との比較の意味でチェルノブイリのコホート調査を参考(オックスフォード大・エリザベス・カーチス氏)
初期吸入:2万~20万bq。一瞬なので、30~300mSv。
1日2~4000bqを毎日1カ月食べると、大きい。一番ひどい人で4~500mSvとなる。

このあとでリーフレインさんに補足していただきました。

500Bq/Kgの蓄積があったとき、 500Bq×70Kg =35000Bq/bodyの蓄積があります。
おとなの場合、蓄積平衡量の掛け数は140なので、 35000÷140=250Bq/day、一日平均摂取をしているわけです。 で、これは×な例で、下げる必要があります。
(250Bq/day毎日食べていると、250Bq×0.000013mSv/Bq×365日=1,18mSv/Yの内部被ばくになっしまっています)

ですが、さがって、体重あたり100Bq/Kgの蓄積ということは、体全体で70Kgの人なら、7000Bq/body 。 一日の経口摂取量は、7000÷140= 50Bq/dayです。
年間線量でも、 50×0.000013mSv/Bq×365=0.23mSvとなり、いいラインになります。

ベラルーシはセシウム以外の核種があり、本当は自動的にその分が加算されます。
ノルウェーの場合は、まあ、これだけと思っていいわけです。
なので両者は実質似たり寄ったりの結果になります。(もしかしたらこれでもベラルーシ方が実質的な線量は多いかもしれません、加算されていない核種はSrとPuなので)

日本の場合は、他核種割合が少ないですから、ノルウエータイプで十分有効と言われています。
そして彼らは健康被害があがってない。事故当初数年の比較的高い値があってもです。
のであれば、一日大人で50Bq 付近までは楽勝でOKだと思っていいんじゃないかと。



※ベクレルと平衡について、こちら参考。

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