「図説 基礎からわかる被曝医療ガイド」より
(鈴木元、箱崎幸也、作田英成、田村泰治 著)
この本は被曝医療のために、今回の原発事故後にまとめられた本です。図や表が多用してありわかりやすく、しかも、薄い。(90ページ)
「冷静に放射線防護を実践していく」ために書かれた本とあり、「一般の医療関係者」や「一般の読者」でもわかるように、とある。
私がこれまで手に取った本と違うのは、実際に被曝(急性)を受けた人をどう治療するか、ということが具体的に書いてある点。

低線量被曝は・・・というと、たった2Pしか割かれていない。被曝医療の分野から見れば、低線量被曝の被害がいかに「たいしたことない」か、というのが、伝わってくる。というより、低線量被曝が怖いという方には、JCOの事故の実態なども載っているので、比較の意味でも読んでいただければいいのではと思う。

その低線量被曝に関する2Pに載っていた表から、以下の数字だけ抜粋しておく。

被曝線量    発がんリスク      
1000~2000mSv  1.8倍
500~1000    1.4倍
200~ 500   1.19倍
100~ 200   1.08倍

生活習慣
喫煙者       1.6倍
毎日3合以上飲酒 1.6倍
毎日2合以上飲酒 1.4倍
肥満(BMI>30)    1.22倍
やせ(BMI<19)   1.29倍
運動不足     1.15~1.19倍
高塩分食品    1.11~1.15倍
野菜不足     1.06倍
受動喫煙     1.02~1.03倍




様々な被曝から推定される死亡率の増加
                 被曝線量mSv(死亡率増加%)
◆チェルノブイリ原発事故関連 
・「厳重管理区域」の住民(10年) 50 (0.25%)
・「緊急事態」作業従事者 100(0.4)
◆チェルノブイリ以外
・英国における被曝線量(生涯、自然+医療) 200(1)
・住居でのラドン被曝の許容限度(生涯、英国)750(3.7)
・長距離旅客機勤務(30年以上勤務)     135(0.54)
・ロンドンの中心に住む            ―(2.8)    
・受動喫煙                 -(1.7)


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