本日読売社説です。読売を原発推進新聞とか、消費税増税新聞とか
いろいろ言う人もいますが、放射線問題について、この通りと思います。
読売はありがたい。オンラインでそのままコピペできます。昨日は日経すべて手打ちでしたので。。。




放射能の安全基準について政府は根底から考え直すべきだ。政権交代はその好機と言えよう。

 消費者庁が、東京電力福島第一原子力発電所事故による風評被害の対策を強化する。森消費者相は、「民主党政権は消費者の不安を募らせた」と述べ、具体策の検討を指示した。福島県産の農産物は、検査で安全を確認し出荷されているが、価格を安くしなければ売れない。流通量もなかなか増えない。 森氏が、「安全基準への疑問や不安があると思う」と指摘したのは、もっともである。

 野田政権は、食品中の放射能基準を海外より厳格化した。政府の放射線審議会は、弊害が出ると警告したが、小宮山厚生労働相(当時)が政治的に押し切った。その結果、基準超過が増え、食品の信頼回復は進まない。過去の核実験の影響としか考えられない放射性物質が検出され、出荷停止となった野生キノコもある。

 問題なのは、野田政権が年1ミリ・シーベルトの被曝線量を安全と危険の境界線としたことだ。年1ミリ・シーベルトは法的に放射性物質を扱う施設の管理基準に過ぎないのに、この線引きを食品基準にも適用した。

 国際放射線防護委員会(ICRP)も、年1ミリ・シーベルト以下が望ましいとしている。ただ、野田政権との違いは、これを超えても直ちに危険とは見なさないことだ。ICRPは総量で100ミリ・シーベルトまでなら明確な健康影響は検出できないとの立場だ。ICRPが考える1ミリ・シーベルトは、安全性に余裕を見込んだ数値で、合理的に達成できるなら、との条件も付く。

 世界には、大地などから年10ミリ・シーベルトの放射線を浴びる地域がある。病院の放射線診断で1回に約7ミリ・シーベルト被曝することもある。

 1ミリ・シーベルトでの線引きは、16万人近くの避難者の帰還を遅らせる要因にもなっている。

 ICRPは、被災地の復旧過程では、年20ミリ・シーベルトまで許容し、可能な範囲で年1ミリ・シーベルト以下にするとの考え方を示している。だが、細野環境相(当時)は、1ミリ・シーベルト以下への除染を強調した。ICRPの考え方は、住民の生活確保と除染の両立だが、除染が偏重される結果となった。

 政治の誤ったメッセージと言えば、泉田裕彦新潟県知事も同様だ。柏崎市、三条市が岩手県のがれきを一般ごみとして処理したことを「犯罪行為」と非難した。しかし、がれきの放射能は県内のごみと変わらない。首長が風評被害を増長させては困る。




下のブログ記事に移しておいた、昨日の日経記事の、農産物についてのことと、同じことが書かれています。本県の森まさこちゃんが消費者相となりどういうはたらきをと思っていたのですが、「ゼロベクレル主義の消費者」の味方になってしまいそうな大臣職(厚労相しかり)、しかも、女性大臣であるけれども、福島の努力と混迷の実態をよく知っている方だからこその方針だと思いました。

それから細野君のことですが、たしかに広域処理では頑張った彼だが、やはり全体的な目線が欠けているとの指摘なのでしょう。やはり、どうしても「寄り添う」と、全体を鳥の目で見ることが難しくなる。寄り添うからこそ、双葉地方の中間処理施設は決して最終処分場にしないと断言してしまえるのだ。しかし、民主党の沖縄問題を見ても、その言葉にどれだけ信頼性があるのかと、まったく最初から疑っています。

民主党が震災対応を誤ったという点は、「こういう政治主導」の点なのだと思うのです。

先日、週刊朝日で、防衛相がレーダー照射の情報を得て、すぐに発表しようとしたが、官僚が「もし間違いだったら大変なことになる」と裏とりで待つように必死で説得したと、読みました。だけど、結果的には、「発表がもたついて、遅くなりすぎだ」という批判も各方面からあったのが印象的です。

ただ、私はあの時間は必要最小限ではなかったかと思ったし、公表しないことも中国にはよくないメッセージとなることなので、特に、遅すぎるということも、発表しない方がいいということも思いませんでした。つまりは大臣はとにかく早く発表しようとしたけれど、それ押しとどめる官僚に従ったということで、望ましい判断だったと思います。おそらく、政治家も役人も、ようは、人対人のやり取りで、どれだけ信頼関係が築けているかということになるでしょうね。

今後は、二者の間にそういう関係を構築し、誤った政治主導、誤った官僚主導にならないようにしてほしいと願います。役人側は、民主党ところころかわってつらい面もあるでしょう。だけど、真に国民益になることを考えたら、手法は違っても、高みにおいて合意することがあるはずなのですよね。


どちらが勝った、負けたとかではなくて、引き分け(プーチンさんじゃないけど)の発想で、異なる意見を取りまとめていってほしいです。それと民主党の良い点もすべてひっくり返すのじゃなくて、取り入れつつやっていってほしいです。(これはのぶてるぼっちゃんに言いたい。細野君のオセロの白を、全部黒にしようとすんなよ)

いわきの星、まさこちゃんがんばれ!!







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